2021年1月21の東京株式市場は反発しました。
終値は前営業日比233円60銭（0.82%）高の2万8756円86銭でした。
新大統領の就任で追加経済対策の実行、ワクチン普及などの
期待を背景に米国市場が上昇、日本市場も買いが先行してスタートしました。
上昇幅を300円以上に広げた後は、戻しながら取引を終えましたが、
30年5カ月ぶりの高値更新を達成しました。
本日も最後までしっかりお読み下さい。
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【米国市場の動向】
米国市場は続伸ました。
ダウ工業株30種平均は続伸して、
前営業日比260.068ﾎﾟｲﾝﾄ（2.0%）高の1万3457.248、
ナスダック総合株価指数も続伸して
前営業日比260.068ﾎﾟｲﾝﾄ（2.0%）高の1万3457.248で取引を終えました。
新大統領の就任に合わせて、
大型の経済対策が実施される、
ワクチンの普及が拡大するなどの期待が先行して上昇しました。
契約者数が大幅に伸びたと報告した
動画配信サービスのネットフリックスが大幅高になるなと
決算の期待からハイテク株が買われました。
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【日本市場の動向】
日本市場はバイデン米大統領の就任式で
大きな混乱が起きなかったことで安心感が広がり、
買いが先行してスタートしました。
米国市場でハイテク関連が買われたことを受け、
日本でもハイテク関連の一角が注目されました。
上昇幅は300円を超える場面もありましたが、
終値では値を戻しながら引け、
その中でも30年ぶりの高値更新は達成しました。
銀行、保険などの金融が押されて、
その他製品、電気・ガス業種は利益確定の売りに押されました。
一方情報通信業、金属製品、サービス業が買われ、
精密機器、機械もしっかりでした。
日経の日足は上下ヒゲを持つ陽線を形成しました。
上ヒゲの方が長く、実体が小さいので、
上昇はしましたが終わりにかけて戻して終わり、
確信を持って上昇する動きにはつながりませんでした。
それでも前日の安値から大きく切り上げて
高値も切り上げているので、
形でも上場継続、物色の意欲はまだ衰えていません。
1/15の高値を切り上げたので、強気継続、
29,000円に向かっての挑戦を
もう一度することになりました。
前日の「悲観することはなく、
2万9000円に向かって着実に進んでいる印象です。」という解説通りですので、
あまり心配することはないと考えてよいでしょう。
東証1部の売買代金は概算で2兆4955億円、
売買高は11億4447万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1288、
値下がりは785銘柄、変わらずは117銘柄でした。
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【日本市場の総合分析： 今後の投資戦略】
前日は半導体関連に加えて、電気機器、精密機器など
ハイテクセクターと関係が深い業種に注目するように解説しました。
もちろん、すべての銘柄が上がるわけではありませんが、
順調に上昇する動きを見せました。
新大統領の就任に合わせて
市場は日米とも上昇で、期待感を表明しましたが、
拡大するコロナワクチン、経済対策の実行など、
難しい舵取りになるのは間違いないでしょう。
それでも豊富な流動性を背景にした今の上昇相場が、
すぐに崩れるシナリオは描けないので、
明確な下向きのトレンド発生が確認できない限りは、
先高観と言う見方を維持して行きます。
注目業種は前日から変える必要なく、
今年のテーマとして選定した「再生エネルギー」、EV関連も
引き続き注目していきましょう。
「上げすぎているので、下がったらどうする？」という
心配もあるかと思いますが、
下がったら下がった時にとる行動をすればいいだけです。
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【各市場の動き】
日経平均（円）
28,756.86 ＋233.60(0.82%)
ドル・円
103.47 – 103.48 －0.27(－0.26%)
ユーロ・円
125.53 – 125.54 －0.57(－0.45%)
ユーロ・ドル
1.2130 – 1.2132 －0.0025(－0.20%)
NYダウ工業株30種（ドル）
31,188.38 ＋257.86(0.83%)
S&P500種
3,851.85 ＋52.94(1.39%)
ナスダック
13,457.248 ＋260.068(1.97%)
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