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2021/03/25

2021年3月25の日経概況

2021年3月25の東京株式市場は5営業日ぶりに反発しました。
終値は前営業日比324円36銭(1.14%)高の2万8729円88銭でした。
ハイテク関連銘柄への売りが強かった米国市場は下落しましたが、
日本市場は買いが先行してスタート、
短期的な下げ過ぎ感から押し目買いが進みました。
週末と年度末相場への備えで売りが出やすい明日以降の相場、
本日も最後までしっかりお読み下さい。

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【米国市場の動向】

米国市場は続落しました。
ダウ工業株30種平均は小幅に続落して、
前営業日比3ドル09セント安の3万2420ドル06セント、
ナスダック総合株価指数は大幅に続落して
前営業日比265.807ポイント(2.0%)安の1万2961.890で取引を終えました。

新型コロナウィルス関連では接種拡大への期待が根強く、
前日に大きく下げた反動もあり、
取引時間中は買いが優勢な流れが続きました。

上げ幅は364ドルに達し、
堅調な上昇トレンドへの戻りを
期待させましたが、
ハイテク関連銘柄への売りが次第に強まり
上昇幅をすべてなくしてわずかなマイナスで取引を終えました。

グロース株への売りが強まることで
ハイテク関連には売りが広がり
新工場建設を発表したインテルは投資負担への懸念なら大幅安、
半導体銘柄前半に売りを呼び込みました。
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【日本市場の動向】

日本市場は米国市場が下落した要因とは別に
短期的な戻りを狙う買いが入りました。
前日までの4日だけで1800円の下げ幅を記録して

短期的な売られ過ぎ感も強まり、
押し目を拾う買いが入りました。
午前は伸び悩む場面もありながら
303円75銭(1.07%)高で引けました。

午後に入っては上値を大きく引き上げる
動きこそ見られなかったものの
上昇基調には変化がなく、
午前の終値を上回る324円高で本日の取引を終えました。

米国市場で景気敏感業種が買われたことを受け、
日本市場でも鉄鋼、非鉄金属などの素材系や
海運、銀行など幅広い景気敏感業種に買いが入りました。

日経の日足は上下髭を持つ陽線を形成しました。
前日の終値を上回るところからスタート、
安値では75日移動平均線に触れる場面もありましたが、
支えられる形で戻って終わりました。

高値は切り下げて、安値は切り上げたので、
形では持ち合いですが、
75日線を割り込んだ前日の安値を
下に抜けてないので、心理が大きく悪化することは
回避できたとみていいでしょう。

ただし、前日に伝えた通り、
ここから戻りが進んでも25日線が抵抗に変わってしまう
可能性があることに注意しましょう。

東証1部の売買代金は概算で2兆7080億円、
売買高は12億4341万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1925、
値下がりは228、変わらずは40でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

前日はテクニカル分析を中心に、
現在の高値切り下げから、
安値に切り下げに向かって進んでいる動きが
いかに重要な意味を持つのかについて説明しました。

本日は75日移動平均線割れ、
3月5日の安値割れの両方を回避できましたが、
肝心なのはまだ安心しきれない動きであるということです。

3/24の高値を上に抜けて、まずは3/24と3/23の間にあけた
ギャップを埋めないと、
上昇継続の条件は満たさなくなります。

その意味でも明日は重要な意味を持つ日ですが、
懸念事項は年度末相場に備えて
売りが出やすいということです。

3/31が翌週の水曜日で、年度内の事実上の
最終取引は月曜日の3/29、
それに備えてポジション整理の売りが
進みやすいのが明日と3/29、
機関投資家が買いを入れにくいことは容易に想定できます。

一時的な買いが入った場合は、
明日にでも変化の激しい動きにあう
可能性があることを念頭においてください。
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【各市場の動き】
日経平均(円)
28,405.52 -590.40(-2.04%)
ドル・円
108.57 – 108.59 -0.19(-0.17%)
ユーロ・円
128.57 – 128.59 -0.90(-0.69%)
ユーロ・ドル
1.1841 – 1.1842 -0.0063(-0.52%)
NYダウ工業株30種(ドル)
32,423.15 -308.05(-0.94%)
S&P500種
3,910.52 -30.07(-0.76%)
ナスダック
13,227.697 -149.845(-1.12%)

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