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2021/04/05

2021年4月5日の日経概況

2021年4月5日の東京株式市場は続伸しました。
終値は前営業日比235円25銭(0.79%)高の3万0089円25銭でした。
3月18日以来、初めて終値ベースで3万円に乗せました。
グッドフライデーの祝日で株式市場が休場しましたが、
堅調な雇用統計の結果を受けて、為替が円安方向に進み、
景気敏感・金融を中心に物色されました。
景気回復が鮮明になる雇用統計の結果からは今後の投資戦略が浮かんできます。
本日も最後までしっかりお読み下さい。

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【米国市場の動向】

米国市場はグッドフライデーの祝日で、
株式市場が休場となりました。

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【日本市場の動向】

日本市場は好調な米国雇用統計の結果を受けて
大きく買いが先行してスタートしました。
上げ幅が300円を超える場面もありましたが、
朝方の上昇以降は膠着する動きに入りました。

米国市場が休場で外部の参照要因が欠けるところで、
中国、香港などの休場、
本日の米国市場の動きを見極めたい様子見も入り、
上昇幅が縮小されながら本日の取引を終えました。

利益を積み上げてきた機械、精密機器業種が売られ、
サービス業にも厳しい動きが見られました。
金融と景気敏感銘柄が市場を牽引、
証券、商品先物、銀行業が上昇、
海運、空運、鉄鋼などにも買いが広がりました。

日経の日足は上下ヒゲを持ち、
実体が直線に近い十字架を形成しました。
前日の終値から上放れしてスタート、
そのまま上昇したので上向きのキャップを2日連続であけました。

高値がボリンジャーバンドの+2σに近づくと
抵抗に会って戻って終わりましたが、
+2σを押し上げる形になり、
+1σも上向き、バンドウォークに入る準備となりました。

2月16日と3月18日の高値が
抵抗線になりやすいですが、
ここを超えると、今までみたことのない
動きになる可能性があるので、ここからがさらに注目です。

商いは2兆円割れ寸前まで薄くなり、
1月18日以来の少なさを記録しました。
東証1部の売買代金は概算で2兆953億円、
売買高は9億7236万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1494、
値下がりは624、変わらずは72銘柄でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

週末の市場展望で解説した通り、
まずはしっかりした上昇でスタート、
3/18以来の3万円台のせを果たしました。

気になるのは2兆円を割り込むほどの
薄い取引ですが、雇用統計の発表後、
休場となった米国市場の動きを
見極めたいとの気持ちが強いことを表しているでしょう。

商いを伴わない上昇はすぐさま
急落につながり易いのが普通ですが、
現在は米国の景気回復というバックアップが
しっかりあることがポイントです。

3月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が67万人増の
市場予想に対して、91万人増と
予想の24万人超え、景気の正常化を鮮明に印象付けました。

こうなると短期的な視点よりは
景気が正常化する際に中・長期的に注目される
分野を物色するのがよいでしょう。
例えば、これからもDXと脱炭酸関連は注目から外れることがないので、
この分野、特に今日の買いは値嵩株が中心だったので
個人投資家が手を出しやすい中・低位の価格帯銘柄を
物色するのがよさそうです。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
30,089.25 +235.25(0.79%)
ドル・円
110.60 – 110.62 +0.06(0.05%)
ユーロ・円
129.91 – 129.93 -0.26(-0.19%)
ユーロ・ドル
1.1744 – 1.1746 -0.0032(-0.27%)
NYダウ工業株30種(ドル)
33,153.21 +171.66(0.52%)
S&P500種
4,019.87 +46.98(1.18%)
ナスダック
13,480.106 +233.235(1.76%)

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