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2015年7月3日日経概況

2015年7月3日の東京株式市場は小幅に4日 続伸しました。

終値は前営業日比17円29銭(0.08%)高の2万0539円79銭でした。

ギリシャ問題で、世論調査の結果が緊縮政策を受け入れるかも知れないと

伝わってことに加えて、先物の買い戻しも入り小幅でありながら上昇して終わりました。

陽線で引けたものの形は下落することで、

来週に向けての不安を残すことになりましたが、

上下振動幅内だと考えていいでしょう。

 

前日の米国市場は反落しました。

ダウ工業株30種平均は反落しで、

終値は前営業日比27ドル80セント(0.2%)安の1万7730ドル11セント、

ナスダック総合指数も反落して

前営業日比3.909ポイント(0.1%)安の5009.214で取引を終えました。

買いが先行して始まりましたが、

休場となる3連休を前にして、利益を確定しておく動きが広がり

小幅反落しましたが、基本的には方向感に欠ける展開が続いています。

 

日本市場はこれといった上昇材料はない中、上昇して始まり、

マイナス圏に沈んだりすることを繰り返しながら、

午後に入ると、ギリシャ問題の進展による引き上げを心配した

先物に買い戻しが入ることで、上昇して引けました。

上昇はしたものの方向感のない展開という説明がふさわしく、

商いも6月15日以来の低調な水準で終わりました。

上昇したにも関わらず、上昇銘柄数が577と少ないことからも

力に欠ける上昇であることが伺えます。

 

テクニカル的には5日移動平均線を割り込んで始まりましたが、

25日移動平均線の前で止まり、再び5日移動平均線を上にぬけて終わりました。

下値が堅いことは確認できたものの、

ボリンジャーバンドは横ばいで25日線も横ばいを示し、

方向感のつかみにくい動きが続いています。

週足では陽線で引けたものの先週の高値と安値を切り下げる下落の形になりました。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆1575億円、

売買高は21億7842万株で半月ぶりの低調な商いでした。

東証1部の値上がり銘柄数は577、

値下がりは1196、変わらずは114銘柄でした。

 

今週もお疲れ様でした。

上下激しく変動する動きで対等に大変なところはありましたが、

スクールの皆様とは上手に淡々と利益を重ねることができたことを嬉しく思います。

来週はいよいよギリシャ問題の方向性が見えてくると思いますが、

今週で一旦は折り込み済みという感じなので、

デフォルトの方に転んでもそんなにショックは受けないのが

ファンダメンタル的な判断です。

なんだかんだ言っても、EUとギリシャが歩み寄る姿を演出しようと努力しているので、

空売りのポジションを保持している方は、引き上げられる際に気をつけましょう。

週末はゆっくり過ごす前に、狂ったように遊びまくって

元気出して行きましょう。

そして健康な姿で再会しましょう。

お疲れ様でした!

20150703Nikkei

■各市場の動き

日経平均(円):  20,539.79  +17.29  +0.08%

NYダウ(ドル):17,730.11  -27.80  -0.16%

ドル(円):122.92-96  -0.56円高   -0.45%

ユーロ(円):136.60-64             +0.05円安  +0.04%

 

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