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2016/08/09

2016年8月9日の日経概況

2016年8月9日の東京株式市場は続伸しました。

終値は114円40銭(0.69%)高の1万6764円97銭でした。

米国市場は小動きで買いの材料にはなり難い相場でしたが、

為替市場で円高が一服、円安に振れたことで大型・値がさ株に買いが進み

相場全体を押し上げました。

次の動きである条件を満たすと、夏バテ相場を飛ばしてしまう

動きになる可能性も出てきました。

その条件とは?

本日も最後までしっかりお読みください。

 

米国市場は3つの主要指標が0.2%内の下落と、非常に小さい動きになりました。

ダウ工業株30種平均は小幅に下落して、

前営業日比14ドル24セント(0.1%)安の1万8529ドル29セント、

ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落して

前営業日比7.980ポイント(0.2%)安い5213.141取引を終えました。

S&P500種株価指数は-1.98ポイントの2,180.98(-0.09%)で、

全10業種のうち7業種が下落しました。

 

好調な米国企業の決算結果を受けて、上昇してきたトレンドで調整に入った後、

8/4にトレンド転換してから前日も大きく上昇したことで、

目先の利益確定を急ぐ動きになりました。

 

前日のトレンド転換から本日は下げたものの、その高値を上抜け、

明日も本日の高値を抜けてくるなら、

新たな上昇トレンドの開始になる可能性が高いので、

ダウの先物トレードに関わる方は参考にしてください。

 

米国市場の先物はどうでもよくて、日本市場が一番という方はここから。

日本市場も面白い動きになってきました。

朝方は前日の大幅な上昇に対する反動で目先の利益を取る売りが先行、

前日の終値より18円安くスタートしました。

 

しかし、その売りは長く続かず、

朝方の売りが一巡した後は早速プラス圏に浮上、

午後に入ってジリ高にはなったものの+114円の

幅のある上昇で引けました。

これで16,700円代を回復、7/27の高値には届きませんでしたが、

終値としては7/21以降の高値で終わりました。

 

ファンダメンタル分析を交えてこれからの動きと懸念点を洗い出しましょう。

アノマリー的に考えるこの時期の動きは

1.海の日など休みで営業日が少ない、

2.来週からお盆休みが入ることでそもそも参加者自体が少なくなる

3. (平気で1ヶ月の休暇を取る)外国投資家がバカンスに出かける時期

この3つの要因で、盛り上がりに欠け、

「夏バテ相場」という言われる動きになりがちです。

 

しかし、上昇の要因が見当たりませんと言っていたつい最近までの

動きとは裏腹に、今は下落の要素が見当たらない上昇を継続。

 

上昇が堅調な銘柄もトレンドが発生する時の典型的な例として

大型・値ガサ株で、さらなる上昇を予感させます。

ただ、懸念点は前日と同一で、

東証1部の売買代金が概算で2兆2254億円と盛り上がりに欠ける

上昇になっている点です。

 

テクニカル的には前日に一気に5,75日移動平均線を上抜き、

本日は上下に短いヒゲを伴う小陽線を形成しながら、

5日移動平均線が75日線を抜けてゴールデンクロス、

25日線も上向き継続で、75日線に一層近づきました。

これで25と75がゴールデンクロスして、株価がその上に位置すると

久しぶりに目にするパーフェクトオーダーを形成します。

 

ここまでの 分析に基づくこれからの戦略です。

利益確定で下落はしましたが、注目分野は前日の見方から変わらず

輸出・大型・値ガサ株などの定番銘柄です。

値ガサ株で本日も大きく上げながら指数を盛り上げた

ソフトバンク(9984)はさらに注目です。

英国ARM買収で暴落した時点から伝えた通り、

数ヶ月かかるテクニカル的な調整期間を1週間くらいで

終わらせてくれたありがたい動きで、

動きは調整を挟みながらもまだまだこれからなので、

長い目で付き合っていくことをお勧めします。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆2254億円、

売買高は18億9247万株でした。

東証1部の値上がり銘柄数は1246、

値下がりは581、変わらずは142銘柄でした。

 

■各市場の動き

 

日経平均(円):16,764.97    +114.40    +0.69%

NYダウ(ドル):18,529.29    -14.24    -0.07%

ドル(円):  102.33-34   +0.05円安    +0.04%

ユーロ(円): 113.47-51   +0.06円安    +0.05%

 

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