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2016/10/31

2016年10月31日の日経概況

2016年10月31日の東京株式市場は反落しました。

終値は21円39銭(0.12%)安の1万7425円02銭でした。

米国市場はわずかな幅の続落で方向感のない展開で、

日本市場も明確な材料はなく、方向感のない展開になりました。

主要イベントを備えていることから、様子見ムードが広がり、

米国政治の影響を見極めたいという心理で、そのムードはより

強くなっています。しかし、下値はしっかりしていることから

上昇トレンドの継続という判断で間違いないでしょう。

本日も最後までしっかりお読みください。

 

【米国市場の動向】

前営業日の米国市場は続落しました。

ダウ工業株30種平均は続落して、

前営業日比8ドル49セント(0.0%)安の1万8161ドル19セント、

ナスダック総合株価指数は4日続落して

前営業日比25.870ポイント(0.5%)安の5190.104で取引を終えました。

 

ナスダック総合指数は1ヶ月半ぶりの安値を記録しました。

週末前に最も注目を集めていた、7-9月のGDP速報値は前期比年率2.9%増

市場予想を大きく上回り、4-6月の1.4%も超え、

朝方は買いが先行しました。

 

午後に入ると、ヒラリー氏の私用メールスキャンダルが再び浮上、

大統領選を巡る不透明感が広がり、上げ幅を縮小、

小幅の上昇で引けました。

ヒラリー氏に固まりつつあった選挙戦に波乱要素が投げつけられ

今週は動きづらい流れになることが予想されます。

 

【日本市場の動向:ファンダメンタル】

日本市場は、決算結果をにらみつつ主要イベントが待っていることから

様子見ムードが広がっています。

先週末までの強い上昇トレンドからの反動に加えて、

週末のCME日経225下落、

私用メールスキャンダルが足を引っ張るなど不透明性が高まった

米国大統領選挙など、複合的な要因が絡み合い、

先週末より86円安くスタートしました。

 

寄り付き直後、下値が堅いのが確認されると、買いが入りますが、

上値を更新する動きには至らず、再び下落、10:22には当日の最安値を記録しました。

ただ、積極的に売り込む材料も少ないことから、その後は上値を追い上げる展開になり、

当日の高値付近で引けました。

心理的にはまだ先高感が強い情勢です。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆3298億円で、

3兆円超えを達成した先週末に引き続き、活況のサインである

2兆円を超えました。

売買高は22億4263万株、東証1部の値下がり銘柄数は981、

値上がりは866、変わらずは138銘柄でした。

 

【日本市場の動向:テクニカル分析】

日経の日足は上下に短いヒゲを持つ小陽線を形成、

利益確定が優先され、短期の高値を作りながら調整に入りました。

調整には入りましたが、積極的に下値を売り込むことも

難しい上、ボリンジャーバンドがすべて上向き

まだ強い上昇トレンドを形成していることから

調整が短くなる可能性があります。

 

現在のような強い相場では短い調整の後、

ちょっとした材料ですぐ上昇トレンドに戻ることが多いので、

トレンド転換をみつけると積極性を発揮する必要があります。

 

【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

先週末は「堅調な動き」を予想しましたが、

週末の間に「クリントン氏」のスキャンダルという波乱要因が出てきました。

 

固まりつつあった市場の雰囲気にやや水をさす材料になり、

不透明感を高めました。

2週間を切った選挙日までの行き先に対しては油断を許されない状況です。

 

日本株には円安要因が期待されていますが、

この不透明感を受けて、様子見ムードが広がることも考えられます。

様子見ムードを広げる他の要因は今週中の主なイベントです。

 

1.FOMC 11月1-2日

FRBの 米連邦公開市場委員会(FOMC)。

注目されるポイントは12月の利上げを示唆する発言が出るか。

12月の利上げを大勢の市場参加者が予想している雰囲気上、

期待通りの発言がある場合は、円安につながります。

 

2. 日銀金融政策決定会合 10月31日-11月1日

何を打っても、3日を持たない「空バズーカー化」してきたので、

大きな変化を示すような内容は期待しづらいと予想されます。

 

3. 米国雇用統計 11月4日

市場予想を上回る堅調な動きになる場合は、

円安に振れることが予想される分、

結果を見極めたいとの気持ちから直前は様子見ムードが強まる。

 

不透明感と様子見ムードが高まってきたことから

定番の大型に資金のシフト・仕込みをする方に戦略に加えて、

為替の影響を受けにくい業種への注目は続けていきます。

 

好調な動きを続ける不動産のトレンド継続とともに、

業績の上昇修正が相次ぐ建設業界にも注目の価値は高いと言えます。

 

■各市場の動き

 

日経平均(円):17,425.02     -21.39     -0.12%

NYダウ(ドル):18,161.19    -8.49      -0.04%

ドル(円):   104.87-88    -0.39円高    -0.37%

ユーロ(円):  114.90-94    ±0.00     ±0.00%