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2017/03/23

2017年3月23日の日経概況

2017年3月23日の東京株式市場は小幅に反発しました。
終値は43円93銭(0.23%)高の1万9085円31銭でした。
為替市場で110円まで進んだ円高を背景に売りが先行しましたが、
円高が一服すると、買い戻しが入り、プラス圏に浮上して終わりました。
前日大きな下落に対する自律反発が出たのも反発の要因です。
まだ下げ止まり、上昇への転換を示すサインとは
解釈できないので、買いには真剣になる必要があります。
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】
前営業日の米国市場は小幅で続落と反発、まちまちな動きになりました。
ダウ工業株30種平均は小幅に続落して、
前営業日比6ドル71セント(0.0%)安の2万0661ドル30セント、
ナスダック総合株価指数は反発して、
前営業日比27.816ポイント(0.5%)高の5821.641で取引を終えました。

前日に引き続き、オバマケアの代替法案についての
懸念が嫌気され、午前はマイナス89ドルまで
下げ幅を拡大する場面もありましたが、
前日の大きな下落に対する反動や、押し目を拾う動きが重なり
前日の終値付近まで戻して引けました。

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【日本市場の動向:ファンダメンタル】
日本の市場は為替市場で110円まで円高が進むことを受け、
大型・輸出関連の銘柄に売りが先行してスタートしました。
円高の進行に従って、下げ幅が拡大、
2/9以降の安値を記録する場面もありましたが、
円高が一服することを受けて、下げ幅を縮小させました。

前日、400円を超える大幅な下落があったことに対する反動も
手伝い、前日の終値を上回りましたが、
大きく上昇させるような要因も見当たらず、
様子見の領域を抜け出せていません。

円高を受けて内需株がしっかりした動きになる中、
日銀のETF買いに対する期待も下値を支えながら、
4営業日ぶりの反発を見せながら本日の取引を終えました。

東証1部の売買代金は概算で2兆1905億円、
売買高は17億5963万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は824、
値下がりは1037、変わらずは149銘柄でした。

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【日本市場の動向:テクニカル分析】
日経の日足は長い下ひげを持つ陽線を形成しました。
下げ止まりの形として読み取られやすいですが、
ボリンジャーバンドが下向き出し、
逆向きのバンドウォークがスタートした様子になっています。

前日は「さらに下げると先行スパン2が位置する18,921円、
その後は2/7と1/18の安値が下落の目処になります。」と解説、
本日だけで先行スパンを過ぎ、2/7の安値に近づきました。

冒頭でも伝えた通り、まだ反転したサインはどこにもないので、
積極的に買いを入れるタイミングではありません。

引き続き、2/7と1/18の安値が下落の目処になるのかを
観察していきます。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

外部環境の悪化について分析してきましたが、
本日は内部的にもリスク要因が明らかになりました。
参院予算委員会で、 森友学園の籠池泰典氏が証人喚問に出席
寄付金や口止め工作があったことなどについて名言しましたが、
市場への反応は限定的でした。

まだどちらに飛ぶかわからない中、
外国からの関心も高くなっている分、
「なあなあ」で通してしまうと、外国人投資家に危機感が広がり、
売りが大きく出る可能性もあるので、注意が必要です。

懸念していたことは21日の米国市場の下落が
トレンドを切り返し、下へ向けて動き出すことでしたが、
1日の突発的な動きになってくれそうな動きです。

市場の注目は本日予定されているイエレン議長の講演。
米国市場の下落を誘発している政局運営のずさんさが目立つ中、
その動きに歯止めをかけてくれる内容の講演になるかが注目です。

反発幅から考えるとマザーズや内需系の需要が旺盛なので、
戦略的にスタンスは変更なし、
内需株・中小型の物色を続けます。

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【各市場の動き】

日経平均(円):19,085.31    +43.93     +0.23%
NYダウ(ドル):20,661.30   -6.71      -0.03%
ドル(円):  111.11-12    -0.39円高    -0.34%
ユーロ(円):  119.90-94   -0.53円高    -0.44%