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2017/04/20

2017年4月20日の日経概況

2017年4月20日の東京株式市場は反落しました。
終値は1円71銭(0.01%)安の1万8430円49銭でした。
3月の貿易統計速報が5年ぶりの高水準だったことを材料に
輸出関連銘柄に買いが入り、上昇する場面が目立ちましたが、
上値の重さが意識され、引けにかけて急激に下げました。
終値は1円の変動幅で、方向感ない持ち合いになっていることには
変わりありません。
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】
前営業日の米国市場は続落と反発になりました。
ダウ工業株30種平均は2日続落して、
前営業日比118ドル79セント(0.6%)安の2万0404ドル49セント、
ナスダック総合株価指数は反発して、
前営業日比13.563ポイント(0.2%)高い5863.034で取引を終えました。

20四半期連続で減収を発表したIBMが大きく下げて
1銘柄でダウを60ドル近く下げたほか、
原油安を受けて関連銘柄に売りが広がったのも
市場の重荷になりました。

加えて、市場の関心が高かったJPモルガン・チェース、
ゴールドマン・サックスなどの金融銘柄も市場の期待に
答えられない結果を出し、さらに下げる要因になりました。

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【日本市場の動向:ファンダメンタル】
シカゴ日本株先物は小反発して、前日比60円高の1万8390円で引け、
SGX(シンガポール)の日経平均先物は40円安の1万8385円で寄り付きました。
日本市場は大きな材料はなく、小幅の動きでスタート、
前日比14円19銭高の1万8446円39銭で寄り付きました。

3月の貿易統計速報が 6147億円の黒字で、
市場予想を上回る結果を受け、輸出関連株に買いが進みました。
最新の世論調査に基づき、23日のフランス選挙に対する懸念が後退したことも
市場の安心材料になりました。

10時過ぎから持ち合いに入り、56円85銭高の1万8489円05銭で
前場を終えた日経は、午後に入って日本郵政のニュースを材料に
上げ幅を縮小、1円安で引けました。

東証1部の売買代金は概算で2兆1592億円、
売買高は18億4106万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は792、
値上がりは1091、変わらずは132銘柄でした。

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【日本市場の動向:テクニカル分析】

日経の日足は上ヒゲを持つ短陰線を形成しました。
高値と安値は切り上げる上昇の形ですが、
上値が重くなるエネルギーの弱い流れです。
高値で前日の高値を追撃していきましたが、
ボリンジャーバンドの-1σにぶつかり、抵抗になっています。

終値でボリンジャーバンドの-1σを超えられないトレンドが継続していますが
今週に入ってボックス圏を形成していて、
底入れかも、という雰囲気は出していますが、
まだ抜け出したサインはないので、買いに行くのは
難しいのが現状です。

しばらく持ち合った後、方向性が出るとそれに従うのがよいでしょう。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

今週に入って持ち合いに入っているのは、
フランスの選挙など、様子見をしたくなる要因と、
変動性が高まる米国市場の動きなど
外部要因によるものが大きいと考えられます。

フランスへの懸念が後退したと、せっかくのニュースを邪魔したのは
国内の企業関連ニュース、
「海外M&Aの失敗で巨額減損処理」と報じられた
日本郵政が一時5%安までおされ、市場全体の足を引っ張りました。

米国市場の落ち着かない動きを考慮すると、
日本市場も今週までは持ち合いで方向性のわからない動きが継続することが
予想されます。

業種別で銀行業が上昇率1位を記録しましたが、
こちらもまだ喜んで買うような位置には来ていません。

中・長期的な流れを捉えることに中心を置くと、
成長ぶりがよく話題に上がっている
小売業に注目するのがよいでしょう。

特に長い持ち合いが煮詰まってきたセブン&アイHLDG<3382>は
どちらかに振れてくることが予想されますので、
注目してもいいのではないでしょうか。

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【各市場の動き】

日経平均(円):18,430.49     -1.71    -0.01%
NYダウ(ドル):20,404.49    -118.79   -0.57%
ドル(円):  108.73-74    -0.08円高  -0.07%
ユーロ(円): 116.75-80    -0.02円高  -0.01%