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2017/06/26

2017年6月26日の日経概況

2017年6月26日の東京株式市場は小幅に続伸しました。
終値は20円68銭(0.1%)高の2万0153円35銭でした。
今週に入っての初日、ネガティブな材料が相次ぎましたが、
市場の反応は限定的で、6日連続で2万円を超えて引けました。
アメリカ市場も0.01%の中での小動き、
日本の市場は2兆円を大きく割り込む低調な売買代金でしたが、
底値が固いことを連日で確認させてくれる動きでした。
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

前営業日の米国市場は方向感のかける展開で小幅の続落と小幅の続伸、
まちまちな動きになりました。
ダウ工業株30種平均は4日続落して、
前営業日比2ドル53セント(0.0%)安の2万1394ドル76セント、
ナスダック総合株価指数は3日続伸して、
前営業日比28.565ポイント(0.5%)高の6265.250で取引を終えました。

明確な材料が少ない中、下げる動きよりは
前日の終値を挟んでの様子見の動きが続きました。
週末を前に、持ち高を調整するポジションの整備が
主な動きで、日本市場同様、底値が固いことを確認できたことに意味があります。

また、変化が見られてハイテク株が売られていたナスダックは
回復の色が濃く、テクニカル的にも
直近の持ち合いを抜け出す形を描きました。

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【日本市場の動向:ファンダメンタル】
6月23日のCME日経平均先物はほぼ横ばい、
9月物は前日比5円安の2万0095円で引けました。
SGX日経平均先物も方向感の欠けた、横ばいのスタートで、
日経平均先物9月物は前日の清算値比5円安の2万70円で始まりました。

日本市場は米国市場のまちまちな動きで方向感の欠けたスタート、
前週末比14銭高の2万0132円81銭で寄り付きました。
支援材料になったのは権利付、
明日の27日に6月、12月期決算企業の
権利付き最終売買日を迎えるため、
権利取りの買いが指数を支えた結果、小幅続伸で前場引けを迎えました。

売買代金も盛り上がらない閑散相場が続いて結果
小幅続伸の20円高で本日の取引を終えました。
全世界でリコールの嵐にあっていたタカタが
民事再生法申請になったことで市場への影響が懸念されましたが、
ある程度織り込まれていた分、反応は限定的でした。

商いはやっと2兆円を超えるレベルまで細くなり、
東証1部の売買代金は概算で1兆7505億円と今年最低を記録しました。
東証1部の売買高は13億9560万株、
東証1部の値上がり銘柄数は1104、
値下がりは775、変わらずは142銘柄でした。

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【日本市場の動向:テクニカル分析】

日経の日足は長い上ひげを持つ陽線を形成しました。
形では高値と安値を切り上げる上昇で、
4つの日足を並べてみると、持ち合いの中に入っています。

安値ではボリンジャーバンドの+1σが支えになっていて、
その下に一目均衡表の転換線、さらに25日移動平均線が位置しているので、
さがる時の支えになるポイントは多く、
テクニカル的に判断しても下がしっかり支えられる可能性は高いでしょう。

本日で、短期のトレンド転換になる可能性は出てきたので、
本日の経済指標発表結果など、ファンダメンタル分析も
織り交ぜながら分析したら、明日か明後日あたりから
年初来高値を目指す動きになってもおかしくないと想定されます。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

東芝の債務超過による東証2部への降格、
タカタの民事再生法申請など、いきなり出てきたら
大きく市場を揺るがすネガティブ材料が重なりましたが、
市場は落ち着いた反応で、投資家はむしろ「興味ない」と
2兆円割れの商いで回答しました。

東芝は債務超過に加え、3度目の正直にならず再び決算が遅れるなど
投資家の信頼を徹底的に裏切ってくれた結果、
「驚く材料」に入らなくなった側面が大きいでしょう。
タカタに関しても同様、市場には民事再生法申請の見通しが
織り込み済みだと見られます。
代替需要が見込まれると判断され<3526>芦森工業が大きく買われるなど、
市場はむしろポジティブな材料を探しているほどです。

先週末の解説で伝えた支援材料の1、投資家心理の改善が
確認される動きが続きました。
あとはこの動きに加えて、商いが盛り上がって支援材料になれば
いい動きになってくるのではないでしょうか。

材料の少ない中、夏に入るこの時期に秋に備えて
再び有機EL関連の銘柄に注目しています。
昨年末の大きな盛り上がりから底値圏まで調整して
割安圏に入っている銘柄の中で
<6740>JDI, <4902>コニカミノルタは注目していいでしょう。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
20,153.35   +20.68   +0.10%
NYダウ(ドル)
21,394.76   -2.53    -0.01%
ドル(円)
111.44-45   +0.16円安  +0.14%
ユーロ(円)
124.93-97   +0.56円安  +0.45%