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2017/08/31

2017年8月31日の日経概況

2017年8月31日の東京株式市場は続伸しました。
終値は前営業日比139円70銭(0.72%)高の1万9646円24銭でした。
米国市場の上昇、為替市場で円安が進んだことが
好感され明確な上昇の形を形成しながら続伸しました。
2日連続で窓を空けながら大きく回復してきましたが、
テクニカル的に意識されるところで抵抗にあったので
明日は様子見になるやすいことが予想されます。
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場は小幅の続伸になりました。
ダウ工業株30種平均は小幅続伸して、
前営業日比27ドル06セント(0.1%)高の2万1892ドル43セント、
ナスダック総合株価指数は3日続伸して、
前営業日比66.423ポイント(1.1%)高い6368.309で取引を終えました。

地政学リスクは直近の緊迫した状況が膠着していることで
リスクオフの姿勢は和らぎました。
好調な経済指標も市場を押し上げました。

4~6月期のGDP改定値は速報値から上方修正で、
投資家心理が改善、新型iPhoneの発売が期待される
アップルも買われたことが市場の牽引役になりました。

しかし、明確な上昇トレンドとみるには無理があり、
税制改革を強調しながらも、
新年度予算案で議会と歩み寄る姿勢を見せないトランプ政権の動きが
上値を抑えました。

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【日本市場の動向:ファンダメンタル】

シカゴのCME日経平均先物は続伸しました。
9月物は前営業日比95円高の1万9565円で引けました。
大阪取引所の終値を45円上回りました。
スタート時点では9月物は一時1万9175円と、
290円下落する場面もありましたが、米国市場同様、
楽観論が広がることで買いに転じました。

SGX日経平均先物は小幅に買いが先行してスタート、
前日の清算値と比べ10円高の1万9565円で寄り付きました。

日本市場は米国市場の上昇と、円安を好感して
買いが先行、前日比84円78銭高の1万9591円32銭で寄り付きました。
円相場が110円台に戻ったことで輸出関連の銘柄に買いが進みました。

寄り付き後、間もない時間で100円の上昇幅を見せた後も
上昇の勢いは強く136円高の1万9642円で午前の取引を終えました。
午後に入って、午前の終値を挟んでの膠着感はありましたが、
商いを伴い、2日連続の2兆円突破で上昇、
139円で本日の取引を終えました。

前日の投資戦略で解説した通り、銀行、保険などの金融銘柄に買いが入り、
鉄鋼、医薬品業種にも強い上昇が見られました。
医薬品で注目するニュースはM&A関連で、
英アストラゼネカによる買収提案が伝わった第一三共が
大幅高を記録し、医薬品関連銘柄にも連想買いが入りました。

東証1部の売買代金は概算で2兆2810億円、
売買高は17億7035万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1198、
値下がりは723、変わらずは102銘柄でした。

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【日本市場の動向:テクニカル分析】

日経の日足は長い上ヒゲを持つ短陽線を形成しました。
連続して窓を空けて、力強さをアピールした形になりました。
2週間に渡る持ち合いは2日で抜け出したことになるので、
短期的には強い動きに乗ってきたと言えます。

この動きを続けるために懸念することは、
本日の高値の位置です。
前日は「上にいくと25日線と基準線が重なった状態で待ち構えているので、
ここまで戻ると一回抵抗にあうことが予想されます。」と解説、
本日の動きはその通りになる準備をしたと言えます。

準備というのは、まだ抵抗にあったと確定できないということです。
本日の高値だけに注目すると
確かに抵抗にあう直前に戻して終わった動きになりますが、
これで上昇の勢いが止まるかは明日の形を確認する必要あります。

ここまで抜けてくると今度は上に強く進む可能性はありますが、
次はさらに強力な抵抗の75日線と一目均衡表の先行スパン2が
重なっているところが待っています。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

本日から明日までは様子見を予想していましたが、
嬉しい誤算で幅のある上昇をみせてくれました。
それでも明日も続伸するかと予想を変えるかというと
そんなことは考えていません。

力強く上昇を継続するには、待ち構えている材料が
様子見を誘いやすすぎると言えます。
米国の経済指標でISM製造業景況指数、雇用統計
この2つが発表する時に、ポジションを一方的に傾けるトレーダーは
中々いないものです。

本日の位置は上か下かの、どちらというと若干下落目線優勢という状況なので、
米国指標の数字一つで大きく触れる可能性があります。
全般的にあげたというよりは、銀行、鉄鋼、保険などの上昇業種は
ここまで厳しい動きを強いられたセクターなので、
本格的な上場トレンド入りというには材料不足というのも否めません。

明日から9月相場入り、
アノマリーで9月は下げやすいと言われます。
その代わり、前半にはあげやすいのも事実なので、
現在保持している短期狙いの銘柄は利益確定ポイントの選定に重点をおきましょう。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
19,646.24    +139.70     +0.72%
NYダウ(ドル)
21,892.43    +27.06      +0.12%
ドル(円)
110.58-59    +0.57円安    +0.51%
ユーロ(円)
131.50-54    -0.03円高    -0.02%