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2017/10/04

2017年10月04日の日経概況

2017年10月04日の東京株式市場は小幅に続伸しました。
終値は前営業日比12円59銭(0.06%)高の2万0626円66銭でした。
前日の年初来高値更新の達成感から売られる場面も見られましたが、
引けにかけてプラスに浮上しながら再び高値を更新しました。
米国市場も上昇して最高値の更新をしましたが、
円安基調が一服したことや、短期の利益を確保する売買が中心でした。
明日からは雇用統計に備えての様子見が予想されますので、
さらに迷いが生じる可能性が高いでしょう。
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場は5日続伸になりました。
ダウ工業株30種平均は5日続伸して
前営業日比84ドル07セント(0.4%)高の2万2641ドル67セント、
ナスダック総合株価指数は6日続伸して、
前営業日比14.996ポイント(0.2%)高の6531.714で取引を終えました。

S&P500種株価指数も続伸して3指標揃って
連日の最高値更新です。
相場を支えたのは好調な経済指標が続いていることです。

前日はISM(サプライマネジメント協会)のが發表した
9月の製造業景況感指数が13年ぶりの高水準、
同日發表された新車販売では前年同月比で市場予想を上回る増加になったことなど、
米国経済の好調ぶりを再度アピールする結果が揃いました。

3指標が連日の高値更新になっていることから
過熱感は高まってきているので、指数の先物を取引する方は
警戒が必要なタイミングです。

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【日本市場の動向:ファンダメンタル】

シカゴのCME日経平均先物は大幅に続伸して、
12月物は前営業日比205円高の2万0675円で引けました。
大阪取引所の終値を75円上回りました。

SGX日経平均先物も買いが先行して強気スタート、
25円高の2万635円で寄り付きました。
日本平均は米国市場の上昇と円安基調の継続が好感され
買いが先行、46円74銭高い2万0660円81銭で寄り付きました。

続伸して寄り付いたものの、前日の大幅上昇による
節目の突破、短期の利益確定を優先する動きに押され、
上値は重く推移しました。

円相場が円安基調の一服により112円台半ばまで上昇したことも
重荷になり、45円05銭(0.22%)高の2万0659円12銭で午前中の取引を終了、
午後に入っても、前日の終値を挟んでの動きに終始しました。

14時過ぎまでマイナス圏に沈む動きが見られましたが、
利益確定が一服した後は再び買い支えられ、
小幅の上昇で本日の取引を終えました。

前日に続き水産・農林業が買われ、
その他金融、鉄鋼、機械など部品・素材関連業種もしっかりでした。
一方、直近値を飛ばしていた石油・石炭関連が売られ
鉱業業種は連日で厳しい動きを見せています。

商いは前日より増加
東証1部の売買代金は2兆3941億円、
売買高は16億6005万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は820、
値下がりは1096、変わらずは114銘柄でした。

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【日本市場の動向:テクニカル分析】

日経の日足は上下ひげをもつ短陰線を形成しました。
上昇幅は12円と非常に狭い動きでしたが、
形では高値と安値をしっかり切り上げる上昇で、
ボリンジャーバンドも上向きでバンドウォークを継続しました。

現在の高値レベルをぬけて上に行くと
動きが軽くなる可能性が高いとの解説をしましたが、
陰線引けからは力強さが伝わってきません。

ただし、高値の位置に置いても形での上昇を続けるなど
上昇トレンド継続には間違いないので、
明日と明後日の様子見相場で足元を固めた後は
次の上昇ステージに入る可能性もあります。

テクニカル派の心理を好転させるもう一つのサインは
25日移動平均線が75日線を抜けてゴールデンクロス、
株価の日足→25日線→75日線→200日線と並ぶ
パーフェクトオーダーが成立したことです。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

本日の上昇は実質的に数銘柄が
引き上げたといってもいいくらいでしょう。
東証1部の値上がり銘柄数は820と、指数は上昇したにもかかわらず
上昇銘柄数は40%と、より多くの銘柄が売られています。

ウーバーへの出資可能性が伝わったソフトバンクが買われ、
有機EL関連で日経の記事に注目が集まったJDI( ジャパンディスプレイ)が
大商いで24%の大幅上昇になるなど、
「勇気を出して手を出しにくいけど、材料には飛びつく」
典型的な様子相場に入りました。

明日から様子ムードが強まることが考えられますが、
直近の経済指標に加えて、雇用統計も円安を支えてくれる場合は、
年末まで21,000円台へのチャレンジが視野に入ります。

回復色が濃くなった水産・農林業には継続して注目、
大商い時には何と言っても大型・輸出関連に注目するのも得策でしょう。
トレンドが明確に上向くと、下げトレンドに入っている銘柄も
より一層下げやすくなる傾向があるので、
空売りを10%-20%ほど取り入れるのも上手な組み方と言えます。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
20,626.66     +12.59     +0.06%
NYダウ(ドル)
22,641.67     +84.07     +0.37%
ドル(円)
112.45-46     -0.64円高    -0.56%
ユーロ(円)
132.38-42     -0.41円高    -0.30%