TOPICS

2017/12/15

2017年12月15日の日経概況

2017年12月15日の東京株式市場は続落しました。
終値は前営業日比141円23銭(0.62%)安の2万2553円22銭でした。
本日の日本市場内部の材料による下落でした。
楽天が携帯事業に参入するとのニュースが伝わり、
14日に通信大手3社が急落、本日は暴落の様子を演出しました。
14日だけで1兆円近くの時価総額がなくなるなど、
市場の重しとなりました。
しかし、本日の動きをみるとそこまで悲観する必要はないようです。
その理由は?本日も最後までしっかりお読みください。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【米国市場の動向】

米国市場は反落しました。
ダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落して
前営業日比76ドル77セント安の2万4508ドル66セント、
ナスダック総合株価指数も反落して、
前営業日比19.273ポイント安の6856.526で取引を終えました。

前日までに過去最高値を4日続けて更新するなど、
利益確定の動きが出やすいタイミングで会った上に、
政局不安が市場を押し下げました。

与党共和党の中核の1人であるライアン米下院議長が
来年の中間選挙後に引退を検討していることが報じられ、
政権の先行きに対する不透明感が広がりました。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【日本市場の動向】

日本市場は変動性の高い動きになりました。
朝方は米国市場の下落や円高傾向を反映して
わかりやすく下落、下落幅は200円を超えました。

午後に入ると日銀のETF買いへの期待と
個別銘柄への物色を背景に急騰、50円高まで戻しましたが、
再び141円下げまで押されました。

楽天の携帯参入ニュースを材料に情報・通信業の暴落が続き
下落率1位に、精密機器、電気機器などの業種には売りが入りました。
上昇率上位には水産・農林業、小売などの内需関連が並びました。

日経の日足は上下ひげを持つ陰線を形成しました。
上ひげの方が長く、下げの圧力が強まっています。
安値では節目になる25日線と転換線を一気に割り込みましたが、
さすがに一回は支えたい気持ちで
25日線の上に戻って本日の取引を終えました。

これで23,000円で壁にぶつかるのが3回目となり、
年末に向けては来週の動き次第で弱気が続くのかが
判明されることだと予想します。

週足では陰線引けですが、先週の高値と安値を切り上げる
上昇の形になりました。
11/2週からの持ち合いの領域はまだ抜け出せてない領域で
来週も上値を抜けないと、年末までで強い上昇相場は出現しなさそうです。

東証1部の売買代金は概算で3兆3299億円、
8日以来の3兆円台乗せになりました。
売買高は18億4421万株、東証1部の値下がり銘柄数は1343、
値上がりは629、変わらずは81銘柄でした。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

前日は「年末までは内需株に見直しが入る可能性が高くなりました。」
と解説、本日は早くもその動きが現れました。
内需関連銘柄が物色され市場を支える一方、
半導体関連や携帯関連銘柄には売りが進んでいます。

来週は年末までの相場を決める週になりますが、
基本的には上値が重く、あげにくい相場になる見通しです。
FOMCを通過して日銀金融政策決定会合以外に
目立ったイベントはない中、
上昇をリードするような材料が見当たりません。

それにクリスマス休暇が近づいてくることで
外国人投資家はすでに「心ここにあらず」状態になり、
ポジションを閉じる動きの方が強まります。

円安を支援するような材料も見当たらない中、
市場の関心は引き続き内需株にうつりやすいので、
継続して注目です。

また、暴落が続いた携帯3社は戻りを試す展開になるので、
内需とともに注目してみましょう。

いよいよクリスマスシーズンに突入です。
「クリスマスが終わったらなにを流すだろう?」と心配になるほど
流れていたお店のキャロルも後10日です。
よい週末を!

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【各市場の動き】
日経平均(円)    22,553.22    -141.23(-0.62%)
NYダウ       24,508.66    -76.77(-0.31%)
ドル・円      112.17 – 112.18   -0.59(-0.52%)
ユーロ・円     132.28 – 132.32   -0.96(-0.72%)