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2018/04/05

2018年4月5日の日経概況

2018年4月5日の東京株式市場は続伸しました。
終値は前営業日比325円87銭(1.53%)高の2万1645円42銭でした。
米国と中国の貿易摩擦に関わるリスクが軽減されたとの見方から
米国市場が大きく上昇、日本市場も流れを引き継ぎました。
為替市場で円安の動きが続いたことも、市場を押し上げる要因になりました。
節目を超えて上昇への期待を持たせた日経、
本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】

米国市場は大幅に続伸しました。
ダウ工業株30種平均は大幅に続伸して
前営業日比230ドル94セント(1.0%)高の2万4264ドル30セント、
ナスダック総合株価指数も続伸して
前営業日比100.825ポイント(1.5%)高の7042.107で取引を終えました。

中国政府が106品目の米国産品に
報復関税をかけると発表したことを背景に
売りが先行しましたが、米国はそれに対する
対抗措置を取らないことが伝わると、心理が改善、
大幅に買いが進みました。

寄り付き直後は500ドル以上の下げを見せる場面もありましたが
貿易摩擦の過度な警戒感は後退、
引けにかけて値を伸ばして引けました。

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【日本市場の動向】

日本市場は米国市場の大きな続伸を受けて
前日同様、買いが先行してスタートしました。
前日は3桁の上昇を見せてから失速した反面、
本日はギャップ開けて上昇して、
325円の上昇幅を確保したことで投資家心理が改善に
向かっていることを印象付けました。

為替は106-105円台の持ち合いを抜け出し、
107円台と円安が進み、精密機器、電気機器などが買われましたが、
先行きに対する不透明感はまだ残って、
食料品、不動産業などの内需型銘柄にも買いが入りました。

貿易摩擦に対してはいつニュースが出るかわからないので
まだ安心できる状態ではありません。

日経の日足は上下ヒゲを持つ陽線を形成しました。
上放れしてスタート、そのまま上昇で終わるギャップを形成、
直近の持ち合いを一気に抜け出しました。

前日は3つのテクニカル指標に抑えられている様子と伝えましたが、
本日は外部環境の改善ですべてを上に抜ける流れを見せました。
あとは、明日再び大きく下落して、
パーティションの中に戻って来るダマシにならないことを望むだけです。

また4営業日先に22,000円の壁と
先行しパーン1が待ち構えているので、
このポイントで抵抗にあうことは十分予想できます。

東証1部の売買代金は概算で2兆6536億円、
売買高は15億4778万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1327、
値下がりは677、変わらずは77銘柄でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

日米ともに大きな上昇を見せました。
米国の230ドル上昇に答えるように325円高、
米中の貿易摩擦に対する懸念が過度だったと認識されたことで
円安まで進んだことは日本市場にとっては救いでした。

この流れが続くことを望みますが、
明日は夜の雇用統計に備えての様子見が予想される一方、
今夜の米国市場が堅調な動きを続ける場合は、
朝方上昇、午後に入ってから様子見と短期の利益確定が複合して
横ばいに入る動きも考えることもできます。

どちらにしろ、国内要因が少なくなった現状で
外部環境の変化に左右される動きは続きそうです。
調整入りが鮮明になっている米国市場にとって、
雇用統計の結果によっては回復に向かうきっかけになるので、
日本市場も底抜け、中期的な買いトレンドへの予想をたてて
買いを入れるチャンスになる可能性が見えてきました。

回復に向かう場合は、半導体関連など
押しが強かった銘柄などに買いを入れることを検討してください。
ポジションは少なめです、忘れずに。
同時に小売セクターには短期の利益確保を考えるタイミングです。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
  21,645.42 +325.87(1.53%)
NYダウ(休場)
  24,264.30 +230.94(0.96%)
ドル・円
  106.95 – 106.96 +0.75(0.70%)
ユーロ・円
  131.32 – 131.36 +0.75(0.57%)

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