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2018/05/28

2018年5月28日の日経概況

2018年5月25日の東京株式市場は続伸しました。
終値は前営業日比30円30銭(0.13%)高の2万2481円09銭でした。
外部環境が改善してきたことが市場をした支えしました。
米朝首脳会談は開催中止から、再検討に進み
地政学リスクが後退し、先週末に追い込まれたセクターに
買いが入ってきました。
主要な市場が休場になることもあり、外国人参加者が少なく
低調な商いで市場は盛り上がりに欠けました。
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場は小幅に続落しました。
ダウ工業株30種平均は続落して
前営業日比58ドル67セント(0.2%)安の2万4753ドル09セント、
ナスダック総合株価指数は小幅に上昇して
前営業日比9.425ポイント(0.1%)高の7433.854で取引を終えました。

トランプ氏が北朝鮮との会談を中止する意向を表明した後も、
協議を継続するなど、一貫性のない行動に
投資家心理は改善されませんでした。

原油先物の下落が継続したことも
石油関連銘柄への売りを呼び、下げの要因となりました。
28日はメモリアルデーの祝日で休場、
ポジションを整理する動きも加わりましたが、
下げ幅は縮小させながら、3連休を迎えました。
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【日本市場の動向】

日本市場はプラスとマイナス圏を往来する
方向感に欠けた展開になりました。
プラス材料になったのは外部環境の改善。
米朝首脳会談の開催可能性が残っていることが
明らかになることで地政学リスクが後退しました。

ネガティブ材料は参加者の不在。
欧米市場が休場で商いに欠け、
2兆円を割り込み、取引自体が少なくなりました。

プラスとマイナスと往来した結果、
方向性のかける展開を残した後、
売り込まれる程の悪材料も見当たらないことから
プラス圏を保ちながら本日の取引を終えました。

不動産業、パルプ・紙、電気機器に買いが入り、
原油先物の下落傾向を受けて、石油・石炭製品には
厳しい売りが入りました。

日経の日足は上下ひげを持つ短陰線を形成しました。
実体がほぼない十字架の形で、
高値と安値は切り上げたので、テクニカル上でも上昇になりました。

高値では25日移動平均線が明確に認識され、
22,500円付近では戻り待ちの売りも膨らんでいることから
本日の高値が重いのは当然あるべき事象だと言えます。

22685円付近までは、商いが膨らんでおらず、
あげる場合は上に抜けやすいですが、
まずは明日か数日以内に本日の高値を超えて上昇してくれるかがポイントです。

商いはさらに減少して4月2日以来の低水準、
東証1部の売買代金は1兆8136億円、
売買高は10億6400万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は870、
値下がりは1107、変わらずは106でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

直近の懸念材料は盛り上がらない商いで、
低調な売買では市場は上昇に向いて行かないことを
数回が言ったことがあります。

本日は4月以来の2兆円割れで、
欧米の参加者が少ないということが直接の原因ではありますが、
それにしてもちょっとした材料で大きく揺れるほどの
商いしか入って来ないことで、
市場の不安定性は増しています。

直近の上昇は外部環境がほぼすべて日本にむかって
微笑んでいると思えるほど好調であったことで支えられました。
しかし、直近は状況が一変しています。

ここで急落する場合、すべてを投げ出して逃げる場面ですかという
質問を受けたりしますが、
それは短期的な見方で、1年スパーンでみるだけでも
今は上昇トレンドに乗っていることがわかります。

日本企業のファンダメンタルもしっかりしていることから、
これから夏にかけて下落が入る場合は、
むしろバーゲンセールのチャンスだと思って
業績しっかりの銘柄を買い集めるのが有効な戦略です。

今週もよろしくお願いします。
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【各市場の動き】

日経平均(円)
  22,481.09 +30.30(0.13%)
NYダウ(休場)
  24,753.09 -58.67(-0.23%)
ドル・円
  109.48 – 109.49 +0.12(0.10%)
ユーロ・円
  128.02 – 128.06 +0.20(0.15%)