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2018/07/18

2018年7月18日の日経概況

2018年7月18日の東京株式市場は4日続伸しました。
終値は前営業日比96円83銭(0.43%)高の2万2794円19銭でした。
FRB議長の発言と堅調な企業業績を背景に
米国市場は4日続伸、113円台に進んだ円安も加わり
日本市場は節目の23,000円にせまる場面もありました。
節目付近では利益確定が出たことで、上値を抑えられましたが、
明日からはまた違う展開も予想できます。
本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】

米国市場は続伸しました。
ダウ工業株30種平均は4日間続伸して
前営業日比55ドル53セント(0.2%)高の2万5119ドル89セント、
ナスダック総合株価指数は反発して
前営業日比49.399ポイント(0.6%)高の7855.118で取引を終えました。

注目のFRB議長の証言で、
買い安心感を与える材料が出ました。
上院の議会証言に臨んだパウエルFRB議長が
「 緩やかな利上げを続けるのが最適」と述べたことを受け、
利上げが早まるのではなく、緩やかなペースになると
解釈されたことが投資家心理を改善させました。

日本でも実施中の「プライムデー」セールが好調と
伝わったアマゾン・ドット・コムが続伸、
その他、グーグル(アルファベット)、フェースブックなどの
主要銘柄が買われたことが好感されました。

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【日本市場の動向】
日本市場は堅調な米国市場の動きと
FRB議長の発言を背景に買いが先行してスタートしました。
112円台で足踏み状態だった為替市場の動きが
113円台と円安に振れると、自動車など輸出関連銘柄を
中心に買いが進みました。

中国などアジア市場が堅調な動きになったことも
サポートされ250円の上昇幅を見せながら
23,000円を視野に入れる上昇を見せましたが、
節目付近では利益を確保する心理が優先され
上昇幅を縮小させながら引けました。

日経の日足は上ヒゲを持つ短陰線を形成しました。
上値では22,949円と、今年3番目の23,000円突破に挑みましたが、
急速に失速して、再び抵抗に会う形になりました。

しかし、まだ抵抗になったとは確定されておらず、
本日の安値を切り下げながら、
下に向かってトレンド転換したら
3番目の抵抗にあったことが確定します。

明日でも上値をぬけて23,000円を突破する可能性は
残っているので、注目する必要があります。

東証1部の売買代金は2兆1670億円、
売買高は11億4604万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1444、
値下がりは579、変わらずは79でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

前日の解説では「引き続き、好調な相場での定番、
大型・輸出関連銘柄には注目」と解説、
先週からずっと輸出関連銘柄に注目するように
戦略を立ててきました。

今週に入って寄せられた質問の多くは
「今回の輸出関連銘柄もそうだけど、
注目するセクターはここですよ、というと、その通りになることが多い。
(もちろん、100%ではありません。)
なぜそれがわかるか?」というものでした。

実は特別なツボを持っていてあなたもそれを身近に置いておくと
すぐわかるようになります、というようなことは絶対ないから
そんな誘いがあったらきっぱりと断ってください。

世界情勢と経済の流れを把握して、日本市場への影響を見極めるとのです。
これも御尤もな説明ですが、
「テニスが上手くなるには、ボールが飛んで来たら、
適切な角度で打ち返してください」というようなもの。

みなさまの疑問に質問すべく、
私が日頃、どこからニュースを収集して、
どんな観点から分析をするのかをシェアーする
セミナーを企画中なので、楽しみにしてください。

明日は壁が意識されて調整入りに入る可能性がありますが、
円安基調が継続して、米国市場が大きく崩れない限り
いよいよ23,000円を抜けてくる動きも予想できます。

その場合は、大きく心理が改善して、幅広い業種に買いが広がるので、
より選択の幅を広げていくのもよいでしょう。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
  22,794.19 +96.83(0.43%)
NYダウ(休場)
  25,119.89 +55.53(0.22%)
ドル・円
  113.00 – 113.01 +0.66(0.58%)
ユーロ・円
  131.30 – 131.34 -0.46(-0.34%)