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2018/07/24

2018年7月24日の日経概況

2018年7月24日の東京株式市場は4営業日ぶりに反発しました。
終値は前営業日比113円49銭(0.51%)高の2万2510円48銭でした。
米国市場はまちまちな動きになりましたが、
円高が一服して円安に流れたことで、前日まで厳しく売り込まれた
輸出・中国関連銘柄に買いが入りました。
薄い商いの状況から様子見モードが強いことはわかるので、
次のチャンスを待つタイミングに入ったと判断していいでしょう。
本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】

米国市場は3日続落と反発、まちまちな動きになりました。
ダウ工業株30種平均は3日続落して
前営業日比13ドル83セント(0.1%)安の2万5044ドル29セント、
ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発して
前営業日比21.675ポイント(0.3%)高の7841.873で取引を終えました。

まちまちな動きになったのは
ファンダメンタルの要因が拮抗したのが要因です。
貿易摩擦のリスクが継続して懸念され、
海外の売上高比率の高い銘柄に売りがでました。

一方、長期金利が上昇したことを受け、
金融銘柄には買いが進み、市場を支えてくれました。
アルファベット(グーグル)など
ハイテク企業の決算に対する期待はナスダック相場を引き上げました。

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【日本市場の動向】
日本市場は円高の一服で救われる上昇になりました。
110円台まで進んでいた円高傾向が一服、111円台に戻すと、
前日まで厳しく追い込まれた輸出関連、
コマツ、日立建機などの中国関連銘柄に買いが戻りました。

ただし、上昇の上値を追い上げながら積極的に買い上がる
動きは見られず、四半期決算の発表を直前にして
様子見したいという心理で上昇幅は縮小されながら終わりました。

アジア市場も堅調な動きで、
投資家の心理は改善に向かっていますが、
決算を前にしてまだポジションを傾けることはできず、
低い商いと共に次のチャンスを待っている様子です。

鉄鋼、機械、非鉄金属などが買われ、
食料品、医薬品などの内需は利益確定に押されました。

日経の日足は長い下ヒゲを持つ陰線を形成しました。
前日の終値から上放れしてスタートして、
実体レベルでのギャップを形成しましたが、
上昇幅は縮小、強い戻りを示すまでには至っていません。

慰安材料といえば前日の安値が75日線をタッチしてから
本日はその高値を抜けてきたので、一旦支えてもらったということです。
明日も上昇する場合は、先行スパン1とボリンジャーバンドの+1σが
重なっているので、早期に突破しないと抵抗になるので要注意です。

商いは6月25日以来約1カ月ぶりの低水準で、
東証1部の売買代金は2兆392億円、
売買高は12億4650万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1443、
値下がりは564、変わらずは96銘柄でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

狼少年効果は早速現れたようで、1日のみで
切り返す動きになりました。
では、ここからは押されていた業種を中心に積極的に買っていく場面かいうと、
それも違うよというサインが出ています。

円高は一服したものの、値動きの変動幅は前日の幅に収まり
持ち合いに入ったので、前日の円高で一時的に利益を積み上げた
FXの利益確定による円安も一定部分は入っています。

貿易摩擦に関しても前日の解説通り、
今すぐ出口の見えるような要因ではないので、
いつまた違う材料が飛び出すか、油断にならない状況です。

以上のことを考慮すると、積極的な買いが入ったというよりは
四半期決算への期待で少しずつ打診買いを入れる動きで、
2兆円割れ近くまで細くなった取引ボリュームが
それを表しています。

決算期なので、保持している銘柄の決算発表はチェックして
その前後にはポジションを一旦外すなどの対応は必要です。
ピークを迎えて利益確定に動き出した医薬品部門は急落に注意、
同様に厳しく追い込まれた食料品はトレンド転換をして
次の上昇を準備する動きなので、物色の対象にしていいでしょう。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
  22,510.48 +113.49(0.51%)
NYダウ(休場)
  25,044.29 -13.83(-0.05%)
ドル・円
  111.38 – 111.39 +0.42(0.37%)
ユーロ・円
  129.96 – 130.00 -0.22(-0.16%)