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2018/08/22

2018年8月22日の日経概況

2018年8月22日の東京株式市場は続伸しました。
終値は前営業日比142円82銭(0.64%)高の2万2362円55銭でした。
トランプ氏の個人弁護士関係のスキャンダルが報道され
米国市場の最後の方で上昇幅が減りましたが、
日本市場は午前中の下降から3桁の上昇を記録しました。
今夜から主要イベントが続くことで様子見ムードが強いですが、
煮詰まってきた相場は上か下に振れる準備に入りました。
本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】

米国市場は4日続伸しました。
ダウ工業株30種平均は4日続伸して
前営業日比ドル60セント(0.2%)高の2万5822ドル29セント、
ナスダック総合株価指数も続伸して
前営業日比38.167ポイント(0.5%)高の7859.17で取引を終えました。

ダウ工業株30種平均は6ヶ月ぶりの高値更新を続け、
前日までの様子と変わって本日はナスダック総合指数の
上昇率が優位に立ちました。

主要イベントが控えていることから
積極的な買いには繋がりませんでしたが、
好決算銘柄など一部の銘柄、またナスダックでは
ネットフリックス、エンビディアなどの主要銘柄に
買いが集まることで高値更新を続けました。

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【日本市場の動向】
日本市場は様子見の範囲の中で上昇を続けました。
21日のニューヨーク市場で円相場が3営業日ぶりに反落して
円安に振れたことや、米国市場が上昇を続けたことを受け
買いが先行してスタートしました。

前日の高値をわずか1円上回るところまで伸びましたが
米国市場を始め、各国の市場が様子見に入ったことを受け、
日本市場も様子見ムードに入りましたが、
午後から米中の貿易協議に期待した買いが入り、
上昇幅を伸ばしました。

本日の夜から注目のイベントが続くことなので、
上値を追うような動きにまでは至っていません。
円安に振ればことで自動車、鉄鋼業界に買いが入り、
石油・石炭製品もしっかり、一方前日上昇率上位に立った
パルプ・紙が下落率トップ、不動産、医薬品なども売られました。

日経の日足は上下ヒゲを持つ短陽線を形成しました。
実体より下ひげの方が長いことから
様子見から抜け出しそうな雰囲気が始まりました。

しかし、上値では基準線に押されて、
75日線、25日線が重なった状態で上を抑えているので、
この抵抗を抜け出すには相当な材料が必要になりそうです。

7/15の底値と7/18の高値から線を伸ばすと
綺麗な二等辺三角形を形成、
テクニカル的な形でも申し分のない迷いを作っています。

このような形は上か下か、バランスが崩れる方向に
トレンドが発生すると解釈するので、
方向性を持った動きが近いうちに現れるサインとして考えることができます。

商いは低いままで4営業日連続で2兆円を下回り、
東証1部の売買代金は1兆9848億円、
売買高は11億2133万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1564、
値下がりは475、変わらずは65でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

前日は最後に投資戦略として
「変動性が高いので空売りした銘柄も
そろそろ買い戻しのタイミングに近づいてきています。
買い戻しの注文を忘れずに。」と解説、そのままになった銘柄が多いことでしょう。
注文は間違いなく入れましたか?

続伸はしましたが、今日の動きは意外な強さといえます。
すぎ消えて無くなりそうなスキャンダルですが、
トランプの個人弁護士の不正が市場の上値を抑える中、
押され気味だった自動車、機械セクターに買いが入りました。

貿易摩擦が難航する場合一番影響を受けやすいだけに
警戒されていたセクターですが、
本日の相場を牽引した要因は自律反発に加えて
貿易協議がうまくいく(またはいってほしい)という期待が
先行しているのではないでしょうか。

苦労する日本市場を横目に米国市場は6ヶ月ぶりの高値更新を続けているので、
よほど難航しない限りは日本も買いを控えている
投資家の買いが一気に戻る可能性もあります。

鉄鋼、機械は銘柄だけでなく業界全体が上に向かって転換したので、
小さい株数で仕込みを考えてみましょう。
一方、不適切融資1兆円など悪材料の続く銀行、
特に地方銀行への買いには十分慎重になる必要があります。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
  22,362.55 +142.82(0.64%)
NYダウ(ドル)
  25,822.29 +63.60(0.24%)
ドル・円
  110.41 – 110.42 +0.25(0.22%)
ユーロ・円
  127.59 – 127.64 +0.75(0.59%)