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2018/08/29

2018年8月29日の日経概況

2018年8月29日の東京株式市場は小幅に7日続伸しました。
終値は前営業日比34円75銭(0.15%)高の2万2848円22銭でした。
7日続伸記録は2017年の10月16連勝以来の記録になります。
メキシコとの交渉結果が引き続き好感され米国市場が小幅の続伸、
日経はその動きと円安を材料に買いが先行してスタートしました。
3桁の上昇を見える場面もありましたが、
新たな材料が見当たらず、力強く上昇するまでには至りませんでした。
本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】

米国市場は3日続伸しました。
ダウ工業株30種平均は3日続伸して
前営業日比ドル14ドル38セント(0.1%)高の2万6064ドル02セント、
ナスダック総合株価指数も続伸して
前営業日比12.143ポイント(0.2%)高の8030.038で取引を終えました。

ナスダック総合株価指数は3日連続で過去最高値を更新ました。
ダウ工業株30種平均は2月以降、
6ヶ月ぶりの高値の更新を継続しました。

目新しい材料はなく、前日大筋合意した
メキシコとのNAFTA交渉で貿易摩擦の懸念が
後退したことが引き続き好感されました。

ただ、カナダとの交渉も予定されていることや
ここまで上げが強かった分、利益確定の売りも出やすく
上値は限定的でした。

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【日本市場の動向】
日本市場も新たな材料になるようなことはなく
前日の変動幅の中で推移しました。
米国市場が下げながったことで買いが先行してスタート、
22,968円と再び23,000円台を目指して伸びました。

円安の動きも加わり高くなる場面もありましたが、
先週から続いた上昇相場で利益確定が出やすいタイミング、
23,000円の壁が意識されやすいという要因で上値は重くなりました。

強い買いを支援するような材料は見当たらず、
長い上髭を残しながら本日の取引を終えました。
海運業、非鉄金属、銀行が上昇、
小売、建設などの内需系に売りが目立ちました。

日経の日足は長い上ヒゲを持つたん陽線を形成しました。
前日の高値は切り下げ、安値は切り上げ
持ち合いの形になりました。

本日の動きで方向が決まりそうだと解説しましたが、
本日は持ち合いなので、次の動きで
上か下へのトレンドが決まりそうです。

商いは前日に8営業日ぶりに2兆円を回復してから
再び2兆円を割り込んでしまいました。
東証1部の売買代金は1兆9682億円、
売買高は11億2679万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1443、
値下がりは584、変わらずは74銘柄でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

今年4番目の23,000円チャレンジは再び壁にぶつかっています。
前も説明したようにテクニカル的な面だけで考えると
もう抜けやすいタイミングに来ていると思ってもいいでしょう。

ただし、ファダメンタル的な支えがないのが
壁にぶつかって抜けられてない要因として考えられます。
貿易摩擦の継続する懸念材料化、
潜在的なリスク要因として静かに帰ってきている北朝鮮の非核化、
米国の利上げによる株式市場への影響、および新興国からの資金流出など

一つが懸念する方向に振れるだけで
相当な破壊力をもつ材料が並んでいます。
それで、結論は?端的に言えば、今回も突破するには
材料不足ではないかということです。

材料不足で困るところでは、旬のテーマに資金が流れ安いので
下げ止まりを見せて上昇の兆しを出してきた
マザーズ市場に注目するのもよいでしょう。
特に4連勝しながら上値を追っているサンバイオ<4592>、
そーせいグループ<4565>などのバイオ関連が
元気な動きになってきたので、チェックしてみてください。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
  22,848.22 +34.75(0.15%)
NYダウ(ドル)
  26,064.02 +14.38(0.05%)
ドル・円
  111.22 – 111.23 +0.08(0.07%)
ユーロ・円
  130.08 – 130.12 +0.21(0.16%)