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2018/11/05

2018年11月5日の日経概況

2018年11月5日の東京株式市場は反落しました。
終値は前営業日比344円67銭(1.55%)安の2万1898円99銭でした。
落ち着きをみせるような材料を出してきた米中貿易摩擦関連では
トランプ政権内でも意見が分かれ、ネガティブ材料が出たことに反応。
日経は380円の下げ幅まで見せましたが、
少しは戻して終わりました。
中間選挙の結果が明確になる明日の午後までは積極的な買いを入れるのが難しく、
午後以降も乱高下の可能性は高いので、しばらく観望の姿勢を貫くのもよいでしょう。
本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】
米国市場は反落しました。
ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落して
前営業日比109ドル91セント(0.4%)安の2万5270ドル83セント、
ナスダック総合株価指数も4営業日ぶりに反落して
前営業日比77.063ポイント(1.0%)安の7356.994で取引を終えました。

方向感のない乱高下の様子でした。
前日の業績発表で慎重な姿勢を示したアップルが売られ、
米中の貿易摩擦に対する懸念が再燃、
300ドルを超える下げ幅も見せました。

前日は米中貿易摩擦でポジティブな報道が出た一方、
ホワイトハウスの高官が貿易摩擦の解消に
否定的な意見を出したことが心理を悪化させました。

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【日本市場の動向】

日本市場は外部環境が悪化することで
売りが先行してスタートしました。
米国市場が週末に下げたことで弱気が先立つとともに、
米中貿易摩擦が早期に解決するのは難しいとの
見方は日本でも威力を発揮、下げ幅を広げました。

前週末比258円61銭(1.16%)安で前場の取引を終えた後も
明確な戻りのサインは見られず、午前の終値付近を挟んだ動きで
大引を迎えました。

日経の日足は上下ひげを持つ短陰線を形成しました。
前日の大きな陽線に包まれる持ち合いで、
22,000円を挟んでの動きになりましたが、
終値では守ることができませんでした。

25日線が75日線を上から下に抜ける
デッドクロスが先週末から成立、
本日は乖離が拡大しているので、
中・短期でも下落トレンドに転換しました。

様子見の性格が強い動きでまだ暴落の局面に至ってないので、
中間選挙の結果が出るまでは不安定な動きは続きそうです。

商いは様子見ムードが強くなった結果、3兆円割れで
東証1部の売買代金は2兆6280億円、
売買高は14億8991万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1372、
値上がりは656、変わらずは83銘柄でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

世界の経済は米国の中間選挙に合わせて動いているようなものです。
誰も予想しなかった大統領の登場と、
誰も予想しなかった言動を続けたことへの評価。

どちらにせよ、今週は安定性のない
ボラティリティの高い週になることは間違いないでしょう。
選挙の大勢は日本時間の水曜日午後で明らかになると言われているので、
本日は先週月曜日以降の3兆円割れ、流石に様子見が強い現状です。

明日の午後から大きく上下する動きと、
水曜日の夜、アメリカ市場でその材料を消化、
木曜日の日本市場はその流れを継ぐ、
金曜日に向かってはSQなど、落ち着きのなさそうな日程が詰まっているので、
今週はポジションを外して観望するのも一つの戦略でしょう。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
  21,898.99 -344.67(-1.55%)
NYダウ(ドル)
  25,270.83 -109.91(-0.43%)
ドル・円
  113.17 – 113.18 +0.21(0.18%)
ユーロ・円
  128.82 – 128.86 -0.38(-0.29%)