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2018/11/22

2018年11月22日の日経概況

2018年11月22日の東京株式市場は反発しました。
終値は前営業日比139円01銭(0.65%)高の2万1646円55銭でした。
前日の米国市場が大きな下落からの反動で反発を試す動きになったことをうけ、
買いが先行してスタート、マイナスに転じる場面もありましたが、
ディフェンシブ銘柄に買いが向かい3桁の上昇で取引を終えました。
来週も方向感のない動きが予想される中、
本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】
米国市場はわずかに続落しました。
ダウ工業株30種平均は小幅に続落して
前営業日比95セント安の2万4464ドル69セント、
ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発して
前営業日比63.428ポイント(0.9%)高の6972.251で取引を終えました。

前日まで大きく売り込まれ、ナスダック総合株価指数が7,000を切り、
ダウ工業株30種平均が3週ぶりの安値を記録したことから
短期の戻りを試す買いが入りました。

朝方はアップル、ボーイングなど直近の下げがきつかった銘柄が
2%以上の上げで市場を牽引しましたが、
感謝祭の連休を前にして引けにかけて売られて、
小幅のマイナスで取引を終えました。

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【日本市場の動向】
日本市場は前日の米国市場が下げ止まり感を出したことを材料に
買いが先行してスタートしました。
先週末から一貫して注目するように解説してきた
内需・ディフェンシブ銘柄に買いが進むことで
上昇幅は3桁を確保しましたが、
下げに転じる場面もあるなど悩みのある様子の流れでした。

連休が控えていることや月末には米中首脳会談が予定されるなど
様子見を促す要因も多かったことから
積極的に上値を追う動きにも欠け、
引けにかけては短期の利益確定をこなしながら
上昇幅を縮小させました。

水産・農林業、陸運業、食料品などの
内需・ディフェンシブに買いが集まり、
建設、医薬品セクターにも資金が流れました。

日経の日足は上下ひげを持つ短陽線を形成しました。
前日のローソクに包まれる形ではなく、
空を空けながら上放れした陽線なので、
直近の底を打った形になりました。

連休明けも本日の高値を抜けて上昇すると
11/21の陽線がアイランドリバサルになり
戻りを試すことになりますが、今度は25日線と
一目均衡表の基準線、転換線が一気に壁となって待ち構えているので
突破には相当なエネルギーが必要です。

このポイントで抵抗に遭うと下げトレンドの継続で
暴落局面を迎えることになるので、
短い反転で安心するような流れではありません。

連休を前にして商いは細くなり、
9月10日以来およそ2カ月半ぶりの低水準で
東証1部の売買代金は2兆810億円、売買高は12億162万株。
東証1部の値上がり銘柄数は1451、
値下がりは580、変わらずは81でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

先週末は今週の動きに対して
方向感のない乱高下する動きを予想してその通りになりましたが、
今週も結局は似たような解説をしないといけない状況のようです。

最大の焦点は30日からのアルゼンチンで開かれる
主要20カ国・地域(G20)首脳会合、
トランプ氏と中国の習近平国家主席が首脳会談を行う予定で、
その結論に注目が集まります。

会談前までトランプ氏がツイッターで行う一言一言が
市場の動きを促し、上下激しく動きながら
方向感の定まらない動きが予想されます。

一人のツイッターで世界経済が右往左往するというのが
情けないような感じもありますが
貿易摩擦は今年最大のリスク要因になっているので、
その動向に注目が集まるのは当然といえば当然のことです。

OECDが2019年の世界の経済成長率見通しを下方修正するなど
景気の見通しに関しては懸念材料が積み上がる状況なので、
来週以降も景気変動の影響を受けにくい内需・ディフェンシブに注目ですが、
水曜日以降になると短期的な過熱感が出てくる可能性があるので、
短期の調整は我慢して過ごすか、こまめに利益を固めていくかの
戦略の選択を行なってください。
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【各市場の動き】

日経平均(円)
21,646.55 +139.01(0.65%)
NYダウ(ドル) 
24,464.69 -0.95(0.00%)
ドル・円
113.01 – 113.02 +0.15(0.13%)
ユーロ・円
128.91 – 128.95 +0.39(0.30%)