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2018/12/13

2018年12月13日の日経概況

2018年12月13日の東京株式市場は続伸しました。
終値は前営業日比213円44銭(0.99%)高の2万1816円19銭でした。
米中貿易摩擦に関してポジティブなニュースが出たことで
米国市場が大きく上昇した後、失速するなど大きな変動幅で動いた反面
日本市場は素直に反応しました。
上昇幅は大きかったですが、まだ戻り基調になったとは言い難い位置です。 本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】
米国市場は反発と続伸になりました。
ダウ工業株30種平均は反発して、
前営業日比157ドル03セント(0.6%)高の2万4527ドル27セント、
ナスダック総合株価指数は3日続伸して
前営業日比66.481ポイント(0.9%)高の7098.312で取引を終えました。

貿易摩擦に関連したポジティブなニュースが相次ぎ
投資家心理が改善しました。
中国政府が海外企業への規制を緩めるとの報道や
ファーウェイ幹部の保釈が認められたことなどが
好感されました。

好感材料の重なりによってダウは458ドルまで上昇する場面がありましたが、
上値では中国関連銘柄などに対する利益確定が出ることで
上昇幅を縮小しながら引けました。

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【日本市場の動向】

日本市場は前日に引き続き
米中貿易摩擦にポジティブなニュースが続いたことから
買いが先行してスタートしました。

米国市場も一連の報道を好感する動きが見られ、
日本市場が引き継いだ上に、
前日の夜に持ち合いをみせた円相場で、
113円台半ばまで下落したことが好感されたことも上昇の要因になりました。

大きい下落がスタートした12/6の上値を切り上げる動きも見られましたが、
22,000円とテクニカル的な節目が意識されると
次第に上昇幅を縮小させながら引けました。

下げの厳しかった景気敏感株に買いが入り、
中国関連銘柄にも買いが入りました。
一方、水産・農林業、不動産、陸運業など
内需・ディフェンシブセクターには利益確定の売りが続きました。

日経の日足は上下ヒゲを持つ短陽線を形成しました。
前日に引き続き、前日の終値から上放れしてスタート、
上昇のギャップを空けて、トレンド転換した高値を超えました。

戻り基調が鮮明になりましたが、高値では25日線が意識され、
引けにかけては短期の利益確定を伴い、
上髭を残しながら取引を終えました。

前日指摘した通り、25日線がまずは抵抗として働いたので、
明日も勢いを保ったまま超えてくると
22,000目指すことになります。

商いが急増した前日の動きから一変、
東証1部の売買代金は2兆3993億円と低水準、
売買高は13億3279万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1583、
値下がりは482、変わらずは61でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

日経がやっと回復のサインを出してきました。
前日は「明日からブロックの上を目指して戻りを試すなら
しばらくは上値を切り上げる動きになる可能性がありますが、」と解説、
その通りに動き出しました。

ただし「FOMCを前後して変動性が高くなるのは予想できることなので、
毎日の利益確定またはロスカットの設定は必ず欠かせないようにしましょう。」と
解説したことも忘れないでください。

2018年の最大のリスク要因は米国の利上げと米中貿易摩擦でしたが、
ポジティブなニュースで盛り上がった後も
ネガティブ報道一つで打ち消しになることを何回も目撃ました。

これからその状況は変わりはありません。

明日は週末の前という「週末要因」と
来週のFOMCに備えて一回は利益を確定する動きが出ることで、
午前中は売りが先行する動きが予想されます。

利益確定が一巡した後は、貿易関連で大きなネガティブニュースが出ない限り、
もう一度買っていく動きも考えられますが、
22,000円という節目は強い上値の上限として意識されることが予想されます。

短期間であげてきた、中国関連銘柄、景気敏感銘柄には
特に短期の利益確定がでる可能性が高いので、
このまま持ち越すか、一回利益を固めておくのかを明確に決めて行動しましょう。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
21,816.19 +213.44(0.99%)
NYダウ(ドル) 
24,527.27 +157.03(0.64%)
ドル・円
113.42 – 113.43 +0.02(0.01%)
ユーロ・円
128.99 – 129.03 +0.58(0.45%) 

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