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2018/12/28

2018年12月28日の日経概況

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2018年12月28日の東京株式市場は小幅に反落しました。
終値は前営業日比62円85銭(0.31%)安の2万0014円77銭でした。
3日ぶりに反落はしましたが、20,000円台をキープして
大納会を迎えたことで、来年への希望を残しました。
12月の日経平均は2336円29銭(10.45%)安、
2008年10月の月間の2682円88銭安以来の
月間下落幅で今年の取引を終えました。
来年の展望を含めて本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】
米国市場は続伸しました。
ダウ工業株30種平均は続伸して、
前営業日比260ドル37セント(1.1%)高の2万3138ドル82セント、
ナスダック総合株価指数も続伸して
前営業日比25.137ポイント(0.4%)高の6579.492で取引を終えました。

前日は1,086ドルと史上最大の上げ幅を記録、
反動で売りが先行してスタートしましたが、
前日までの連続下落に対して押し目買いが続き、
引けにかけてプラスに進んで終わりました。

年末は商い自体が薄いため、少しの動きだけでも
価格の動きが増幅されやすいため、
明確な上昇とは言い難い動きでもあります。

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【日本市場の動向】

大納会を迎えた日本市場は売り買いが交差する
方向感の掴みにくい展開になりました。
米国で安全保障上脅威となる外国企業の通信機器の
使用を禁じる大統領令を出す検討に入ったと伝わったことが
市場の懸念事項につながりました。

上値が重い展開でしたが、
14時59分になると明らかに2万円をキープしたいとの大量の買いが入り、
2万円をキープしながら今年の取引を終えました。

日経の日足は前日の陽線に包まれる短陽線を形成しました。
終値では下落しまたが、持ち合いの形として解釈されます。
下げ止まりの形が明確になったことで来年への希望を持たせる形になりましたが、
20,000円をまたがって終わったことは上にも下にも振れることなので
まだ安心するには至っておりません。

月足は下ひげ付きの陰線を形成することで
7年ぶりの下落で2018年を終えました。
アベノミクス始まって以来の出来事ですが、
まだ大きく切り下げてもないので、失望を誘うまではありません。

年明けはしっかり20,000円をキープしつつ、上を目指すかが
確認ポイントになります。

商いは薄く、
東証1部の売買代金は2兆293億円、
売買高は11億9506万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1166、
値上がりは891、変わらずは72でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

年間の成績をまとめていくところでポイントになるのは
年間の下落幅が2750円(12%)、
2011年以来7年ぶりの年間下落、
「アベノミクス相場」が始まった12年以降では初の下落

2. 12月の月間下落幅(2336円)はリーマン・ショックの2008年10月以来の大きさ
年間の下落幅も2008年の6448円以来の大きさ

3. 2018年の東証1部売買代金は累計で641兆円、
2007年の688兆円以来の大きさまで膨らみました

4. 24,000円を1月と10月に2度に渡って超え、
年初と年末にトップが作られる「角」を構成

簡単にまとめると取引は大いに盛り上がったが、
方向性が定まらず、一方向に傾けての取引は難しかった。
よって値幅の動きに合わせて取引する戦略が有効だったというのがわかります。

2019円は戻りを試す動きでスタートするでしょう。
ただし、営業日は1月4日の1日のみ。
休みの間に起きる出来事を消化するのに精一杯になりがちですが、
本日の動きを反映して希望をつなげる動きを期待される場面です。

2019年の最大リスク要因はトランプと貿易摩擦、
トランプ氏は(可能性は極めて低いですが)弾劾か、再選をかけて
総力戦を繰り広げ、風当たりが強くなる中国の紛争は
さらに長期化することも考えられます。

3年以上の長期投資を想定しない限り、
値幅を取りに行く戦略を貫く必要があると考えます。

2018年もお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
2019年の新年はより一層サポートできるように頑張ってまいります。
1年間ありがとうございました。
そして、良いお年を!

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【各市場の動き】

日経平均(円)
20,014.77 -62.85(-0.31%)
NYダウ(ドル) 
23,138.82 +260.37(1.13%)
ドル・円
110.32 – 110.33 -0.61(-0.54%)
ユーロ・円
126.47 – 126.51 +0.22(0.17%) 

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