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2019/01/21

2019年1月21日の日経概況

2019年1月21日の東京株式市場は続伸しました。
終値は前営業日比53円26銭(0.26%)高の2万0719円33銭でした。
前日に引き続き米中貿易摩擦に関連してポジティブなニュースが出たことで
米国市場が300ドルを超える上昇を見せて大きく買いが先行しました。
国内の材料不足で午後は53円高まで上げ幅が縮小されましたが、
良好な地合いは続いているので、今後の戦略を参考にして銘柄を選定しましょう。
本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】
米国市場は4営業日続伸しました。
ダウ工業株30種平均は4営業日続伸して、
前営業日比336ドル25セント(1.4%)高の2万4706ドル35セント、
ナスダック総合株価指数も4営業日続伸して
前営業日比72.765ポイント(1.0%)高の7157.228で取引を終えました。

前日は追加関税の撤廃についての報道が出て、
当日は中国政府が2024年までに対米貿易黒字を
ゼロにすると提案したことが報じられたことが好感され、
1ヶ月ぶりの高値で引けました。

米国は新年入って回復基調が鮮明になっていますが、
よいニュースばかり続いていく世界ではないので、
そろそろ一回悪材料を挟むタイミングでもあります。

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【日本市場の動向】

日本市場は好材料を引き継ぐと共に、
材料不足と様子見で上げ幅が限定的な
悩みの相場になりました。

対中貿易摩擦に関連してポジティブな報道が出たことで
米国市場は300ドルを超える上昇、
日本市場もその材料に反応して200円以上あげる場面もありましたが、
日米で本格化する決算発表の内容を見極めたい投資家心理で
上昇幅を縮小させながら引けました。

中国、輸出、半導体部門が高く、
海運、鉄鋼などの景気敏感セクターもしっかり。
一方、陸運、電気・ガス業、小売業などの内需セクターには売りがでました。

商いは2兆円割れで2018年9月以来、4カ月ぶりの低水準を
2営業日ぶりに更新しました。
東証1部の売買代金は1兆9432億円、
売買高は11億2774万株でした。
東証1部の東証1部の値上がり銘柄数は1432、
値下がりは633、横ばいは63でした。

日経の日足は上下ヒゲを持つ陰線を形成しました。
先週末から上放れしてスタート、陰線でありながら
ギャップを形成しました。

RSIが昨年12月3日以来80に達し、
過熱感を示しています。
明日は本日の日足から下離れして下落すると
本日の陰線がアイランドリバーサルで残り、
短期の調整入りになります。

このまま上に行く場合でも21,000円は抵抗になりやすいので、
一回調整を挟むのが上げやすくなります。
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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

米国市場の動きを引き継ぎながら50円台の上昇とは
寂しい結果ではありますが、
一服感を出しながらもマイナスに沈まなかったことは好感できるのではないでしょうか。

ただ、気になるのは2兆円を割り込む低調な商いが
ここ3営業日の中で2日もあるということですが、
本日の米国市場が休場になることを考えると、
盛り上がりに欠けるというのも納得できるような状況です。

薄い商いやジャスダック、マザーズなど新興市場がすべてマイナスになる中で
プラスで引けたことは慰安材料になります。
それに加えて、規模別の指数でも大型(+0.58%)の上昇率が
小型(0.59%)に匹敵するところに並んでいるのは
物色が「大型、業績しっかり」の方にシフトしている印象を受けます。

国内材料が少ない中で、大型へのシフトが進むなら
割安圏で業績がしっかりしているものが物色され続けると予想されますので
同じ視野を持って選別するのがよいでしょう。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
20,719.33 +53.26(0.26%)
ドル・円
109.63 – 109.64 +0.27(0.24%)
ユーロ・円
124.69 – 124.73 +0.12(0.09%) 
NYダウ(ドル) 
24,706.35 +336.25(1.37%)

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