TOPICS

2019/03/06

2019年3月6日の日経概況

2019年3月6日の東京株式市場は2営業日続落しました。
終値は前営業日比129円47銭(0.6%)安の2万1596円81銭で終えました。
連続でギャップを形成しながら調整続き、節目を形成していますが、
安値では21,500円が意識され下げ幅を縮小させる流れを見せました。
米国市場の過熱感解消が続いているようですが、様子見という方が正しいので
週末の動きによって日本株にも少なからずの影響を及ぼすことになります。
本日も最後までしっかりお読みください。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【米国市場の動向】
米国市場は続落しました。
ダウ工業株30種平均は続落して、
前営業日比13ドル02セント(0.1%)安の2万5806ドル63セント、
ナスダック総合株価指数は小幅に続落して
前営業日比1.206ポイント安の7576.361で取引を終えました。

ISM非製造業指数が市場予想を上回るなど、
好調な経済指標でプラスに転じる場面もありましたが、
中国関連銘柄に売りが出たことで下げに転じるなど
前日の終値を挟んで拮抗する動きに終始しました。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【日本市場の動向】
日本市場は米国市場の動きを反映しながらも
一部の銘柄の動きが増幅される流れで下げ幅は大きくなりました。
ファーストリテイリングが4日発表した決算内容で、
2月の国内既存店売上高は前年同月比3%増、2カ月ぶりの
プラスを記録しましたが、客単価は1.4%減(2カ月連続のマイナス)
上半期の既存店売上高が前年同期比0.9%減など、
ネガティブな材料が並ぶことで大きく売られ、
1銘柄で相場を50円ほど引き下げました。

小売、医薬品、銀行業などの内需系に売りが出て、
海運業、その他製品、電気・ガス業が物色されました。

商いはと1週間ぶりに2兆円を割り込み、
東証1部の売買代金は1兆9688億円、
売買高は10億1677万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1291、
値上がりは737、変わらずは105でした。

日経の日足は前日の終値から下放れしてスタート、
上下短いヒゲを持つ陰線を形成しました。
ギャップを形成するのが2日連続で、
もう1日ギャップをあげると売られすぎのサインを出し、
3/1と3/4の間に作られたギャップを埋めることになります。

安値では節目の21,500円に近づくと下げ幅を縮小させましたが、
明日はこの節目まで割って下に行くか、
止まって一回反転を見せるかが確認ポイントになります。

想定された範囲での動きなので、見方は本日も変更なく、
「短期の利益確定が出やすいタイミングですが、
外部環境の悪化は見られないので、
次の飛躍のためにはむしろよい動きになってくれるでしょう。」と考えています。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】
いよいよ岐路に立ったようです。
21,500円に近づくと、下値では明確に意識され支えになりました。
明日もそれが守られ、切り返すなら短期の節目を作って
上昇トレンドに気持ちよく戻ることになります。

先週末から伝えた通り、明日からは雇用統計の発表に備えて
さらに消極的な売買が予想されるので、
新たなポジションを立てるようは
様子見をして週末の米国市場が雇用統計結果を織り込み、
その影響で動く方向性に合わせて戦略を決めるのがよいでしょう。

医薬品が調整続きになっていますが、
直近の高値を形成してからの節目づくりなので、
週末までは続く可能性があります。急いでの買いは控えましょう。

また精密機器が昨年9月末以来の高値水準まで来てから
横ばいに入っているので、下に急激に振れる動きに注意してください。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【各市場の動き】

日経平均(円)
21,596.81 -129.47(-0.60%)
ドル・円
111.80 – 111.81 -0.08(-0.07%)
ユーロ・円
126.37 – 126.41 -0.35(-0.27%) 
NYダウ(ドル) 
25,806.63 -13.02(-0.05%)

ジョン・シュウギョウにより毎日更新される日経概況のバックナンバーは
TBLのホームページでご覧頂けます。

http://www.tbladvisory.com/topics/