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2019/03/12

2019年3月12日の日経概況

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2019年3月12日の東京株式市場は大幅に続伸しました。
終値は前営業日比378円60銭(1.79%)高の2万1503円69銭で終えました。
米国市場が貿易摩擦関連でポジティブな材料が出たことを受け、200ドルの上昇
日本市場はその流れを引き継ぎ、買いが先行してスタートしました。
英国の合意なき離脱が回避される可能性が出たことなどで円高傾向が一服したことも
相場を押し上げました。
本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】
米国市場は6営業日ぶりに反発しました。
ダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発して、
前営業日比200ドル64セント(0.8%)高の2万5650ドル88セント、
ナスダック総合株価指数も反発して
前営業日比149.922ポイント(2.0%)高の7558.064で取引を終えました。

FRB議長が政策金利が中立水準にあると発言したことを受け
利上げを急がない姿勢がみられ、投資家心理が改善しました。
注目を集めていた1月の小売売上高が市場予想を上回ったことも
相場を牽引する要因となりました。

昨年インドネシアの墜落に続き
エチオピア航空のボーイング737型機が墜落したことは、
安全性への懸念を高め、ボーイングは1銘柄だけで
ダウ平均を150ドル以上押し下げましたが、
中国関連銘柄に押し目買いが入ってカバーしました。

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【日本市場の動向】
日本市場は米国市場が200ドルを超える上昇幅を見せたことで
投資家心理が改善、買いが先行してスタートしました。
その他外部環境の改善も大きく寄与しました。

米中の貿易摩擦に関して進展があるとの報道があったこと、
英国のEU離脱が合意なき離脱から回避される可能性も
浮上したことが市場を支えました。

33業種全業種が上昇する全面高の様子で、
前日まで厳しい動きに押された証券が買われた他、
電気機器、精密機器などの部品系が買われ、
鉱業、石油・石炭製品は比較的に物色されませんでした。

商いは前日より増加して2兆円を超えました。
東証1部の売買代金は2兆3266億円、
売買高は12億3152万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1893、
値下がりは185、変わらずは56でした。

日経の日足は上下ひげを持つ陽線を形成しました。
前日の終値から上放れしてスタート、
上に向かってのギャップを形成しました。

前日は「2/15の安値前で止まってくれるかが
今週の確認ポイントです。」と解説、
下げ止まってトレンド転換したのが確認できたので、
買いを入れるタイミングです。

ただし、価格の変動幅は大きくなっているので、
一気にポジションを増やすのではなく、
徐々に乗せていく戦略が有効です。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】
日本市場は21,500円を回復しました。
テクニカル的にみると75日線に支えられた切り返してきたので
明日は本日の高値を超えて上昇トレンドの戻れるかを確認する日になります。

日本市場の上昇にはもう一つ円高傾向が一服したこともあげられます。
英国の合意なき離脱、貿易摩擦、米国の小売売上高など
外部リスク要因が揃って改善したことを受け
円安が進んだ結果ですが、
逆に上記の要因はいつでも真逆に作用しうるということを
昨年からここまで何回も見てきました。

特に貿易摩擦関連は何一つ解決せず、
いつでも反転する可能性があることは念頭に入れて
中国関連銘柄には慎重にアプローチしましょう。
明日は日本で1月の機械受注、
14日は中国の2月鉱工業生産、2月小売売上高、固定資産投資など
中国関連の予定が多く控えています。

加えて3/14-15は日本の金融政策決定会合が予定されているので
波乱要因を含んで週末に向かいますが、
明日の動き次第では上昇継続に雰囲気が傾きそうです。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
21,503.69 +378.60(1.79%)
ドル・円
111.43 – 111.44 +0.16(0.14%)
ユーロ・円
125.65 – 125.69 +0.49(0.39%) 
NYダウ(ドル) 
25,650.88 +200.64(0.78%)

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