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2019年3月22日の日経概況

2019年3月22日の東京株式市場は小幅に続伸しました。
終値は前営業日比18円42銭(0.09%)高の2万1627円34銭で終えました。
米国市場がFOMCの結果を受けてポジティブに反応、
幅のある上昇を果たした流れを引き継ぎました。
来週は多くの経済指標と権利落ち日などの騰落要因が散財していますが、
下値は堅い動きを予想します。
本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】
米国市場は3営業日ぶりに反発しました。
ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発して、
前営業日比216ドル84セント(0.8%)高の2万5962ドル51セント、
ナスダック総合株価指数は5日続伸して
前営業日比109.991ポイント(1.4%)高の7838.959で取引を終えました。

FOMCの結果では予想以上のハト派強めの内容が飛び出たことで
市場がポジティブに反応しました。
まず、年内の利上げ方針は0回になりました。
利ざやの縮小が懸念され、銀行株にはネガティブでした。

次、保有資産の縮小(バランスシートの縮小)を9月末で終了する
方針を示したことも株式市場への資金流入が見込まれるとして
買いが続きました。

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【日本市場の動向】
日本市場は米国市場が続伸したことを受け、
大きく買いが先行してスタートしました。
FOMCの結果に対する米国市場の反応だけをみると
大きく上げてもいい環境でしたが、
障害要因は円高でした。

日米の金利差が縮小するとの思惑でドルが売られ
円高・ドル安に振れた上に、
長期金利の基準となる10年物国債の利回りが
2年4ヶ月ぶりの低水準まで進んだことを受け、
銀行株に売りが出ました。

2つの要因を反映して市場はマイナスに推移する場面も見られましたが、
プラスを確保しながら引けました。
治療薬候補の治験中止を発表したエーザイのストップ安を反映して
医薬品業種が最も下落、銀行・保険などの
運用成績が懸念される業種にも売りが広がりました。

東証1部の売買代金は2兆6254億円、
売買高は13億6559万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1392、
値下がりは653、変わらずは95でした。

日経の日足は長い下ヒゲを持つ陰線で、ハンマーを形成、
陰線なので、上値が重い様子ですが、
高値と安値はしっかり切り上げたので
上昇トレンドは継続することになりました。

下向きだったボリンジャーバンドが横ばいから
本日より若干の上向きに変わり始めたのも
心理的には後押ししてくれる要因ですが、
来週も今週のような動きを続けるなら
3/4に形成した直近の高値付近で抵抗に合わないかを確認するタイミングです。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】
堅調な動きで今週をこなした日本市場は
来週も堅調な動きが予想されます。
ただし、週の中盤をそこにするV字型の動きになりやすいでしょう。

26日が権利確定日で27日が権利落ち日で
180円ほどの押し下げが予想されることで
一回押される動きはありますが、
下値を大きく切り下げる要因にはなりづらいでしょう。

21日に米半導体のマイクロン・テクノロジーが
先行き強気の見通しを出したことで、
日米共にハイテク・半導体関連銘柄が物色されましたが、
来週もこの動きが続く場合は、米国が最高値に挑戦すると共に
日本市場にも追い風になるでしょう。

一方、懸念事項としては米中貿易摩擦関連で解決の糸口が見えてないこと、
同様に米朝感の溝も埋まりにくいことです。
来週のみならずいつのタイミングでも相場を揺さぶる要因ですので、
このニュースには注目しておく必要があります。
加えて、4月以降の懸念事項は欧州で
本日はEUが21日の首脳会議でイギリスに対して、
4月12日までに離脱案を決定するように言い渡したことで、
6月末までの延期というイギリス案を却下したことです。

注目する分野としては
半導体、ハイテクなどの底入れになるかを確認しながら
静かに注目してみるのがよいでしょう。
金融系には引き続き逆風が吹いてくるので、
空売り取引の対象として考えるのもOKです。

それでは良い週末を!
P.S
今週は4営業日でよかったですね、
それでも金曜日は金曜日!燃えるような金曜日を満喫してください。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
21,627.34 +18.42(0.09%)
ドル・円
110.76 – 110.77 -0.83(-0.74%)
ユーロ・円
126.03 – 126.06 -0.57(-0.45%) 
NYダウ(ドル) 
25,962.51 +216.84(0.84%)

ジョン・シュウギョウにより毎日更新される日経概況のバックナンバーは
TBLのホームページでご覧頂けます。

http://www.tbladvisory.com/topics/

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