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2019/03/26

2019年3月26日の日経概況

2019年3月26日の東京株式市場は反発しました。
終値は前営業日比451円28銭(2.15%)高の2万1428円39銭で終えました。
大幅に反発になりましたが、前日の下げ分まで
取り戻すことはできず、権利確定に伴う売買が膨らみました。
テクニカル的には節目になる移動平均線に囲まれているので、
ブレイクする方向に大きく動き出し可能性があります。
本日も最後までしっかりお読みください。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【米国市場の動向】
米国市場は小幅に反発と続落のまちまちな動きになりました。
ダウ工業株30種平均は小幅に反発して、
前営業日比14ドル51セント(0.1%)高の2万5516ドル83セント、
ナスダック総合株価指数は小幅に続落して
前営業日比5.126ポイント(0.1%)安の7637.541で取引を終えました。

先週末の下げ幅が460ドルに達したことに対して
自律反発する範囲内での動きでした。
大きく下げたボーイング、ナイキなどの銘柄に
買いが入った他、ディフェンシブ銘柄にも買いが広がりました。

トランプ氏がロシア疑惑で罪に問われなくなったとのことで
政治リスクは低減しましたが、
景気の先行きに対する不安の方が大きく、
場中は130ドル安まで追い込まれる場面もありました。

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【日本市場の動向】
日本市場は前日の大きな下落に対する自律反発と
権利確定および配当金の再投資を見込んでの
売買が膨らみ、大きく反発しました。

前日の下げ幅は2019年に入っての最大、
本日の上げ幅は2月12日の531円に次ぐ2番目の大きさでした。
配当が充実した内需関連銘柄に買いが進みましたが、
景気の先行きに対する懸念は根強く、
上値は重く推移しました。

33業種のすべて上昇し、東証1部の9割以上が上昇する
全面高の展開でした。
特に陸運業、金属製品、建設などの内需型が買われ、
石油・石炭は上昇はしたものの、
まだ弱い動きを続けました。

売買代金は権利確定売買と再投資により大きく膨らみ
2018年12月21日以来、3カ月ぶりの高水準を記録しました。
東証1部の売買代金は3兆2338億円、
売買高は17億4104万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は2001、
値下がりは116、変わらずは23でした。

日経の日足は上ヒゲを持つ陽線を形成、
反発の形をしましたが、高値は25日線で抑えられ、
抵抗になるポイントを突破するまでには至りませんでした。

前日は75日線に支えられ、本日は25日線に支えられるなど、
まだ拮抗する動きが強く、
上昇に戻るためには早期に21,500円と3/22の高値を超える必要があります。

明日は25日線の抵抗にあって再び下げないかを確認するのが
ポイントになりそうです。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】
前日の下げ幅を埋めるまでには至りませんでしたが、
本日はテクニカル的に心理的に大きく崩れ売る前に
下げ止まりを見せてくれたということに意味があるでしょう。

大事なことはこれで大きな下落が回避できたかというと
根本的に解決された問題はなに一つないということです。
米国市場、日本市場とも上値を抑えているのは
景気の先行きに対する懸念で、
なかなか積極的な売買にまでは繋がらないのが現状です。

明日は権利落ちによる下げが180円ほど予想されていますが、
それをカバーして、さらにプラスを確保しながら
現在の拮抗する範囲を上に抜け出してくれるなら
早々と上昇モードへの回復も期待できるでしょう。

トレンドが鮮明になってくる場合は
下げに入った銘柄もよりよく下げる傾向があるので、
候補に入れた空売りの銘柄は継続して観察し続けましょう。

買いではマザーズの上昇幅が大きく、
拮抗状態から上方ブレイクを狙いに行っていることから
注目する価値があります。l

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【各市場の動き】

日経平均(円)
21,428.39 +451.28(2.15%)
ドル・円
110.12 – 110.13 +0.07(0.06%)
ユーロ・円
124.56 – 124.60 +0.12(0.09%) 
NYダウ(ドル) 
25,516.83 +14.51(0.05%)

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