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2019/05/27

2019年5月27日の日経概況

2019年5月27日の東京株式市場は反発しました。
終値は前営業日比65円36銭(0.31%)高の2万1182円58銭で終えました。
先週末の米国市場が自律反発の範囲で反発、
日本市場はその流れを引き継ぐ形で買いが先行しましたが、
積極的に上値を追う動きには至りませんでした。
商いは4年5ヶ月ぶりの水準を記録するほど低調で、
明日以降の市場反応で反発を継続するかどうかが決まりそうです。
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】
米国市場は3日ぶりに反発しました。
ダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発して、
前営業日比95ドル22セント(0.4%)高の2万5585ドル69セント、
ナスダック総合株価指数も反発して
前営業日比8.725ポイント(0.1%)高の7637.009で取引を終えました。

トランプ氏の発言が材料になって反発したとの
要因が一つありますが、
自律反発の範囲と思うのが妥当でしょう。

運行停止が解禁される見通しのボーイングが上昇したほか、
低金利基調が一服したことで金融銘柄に買いが入ったのも
上昇の要因となりました。

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【日本市場の動向】
日本市場は米国市場の反発を受けて買いが進みましたが、
様子見ムードが強い相場になりました。
トランプが来日し、首脳会談を行っていることで、
その結果を見極めたいという慎重な雰囲気に、

米国がメモリアルデーで休場になることも
積極的な買いは控えさせました。
電気・ガス業が以前強く、鉱業が反発して変動性が高まっています。
一方、先週末の投資戦略で
「狙い目である内需の中では水産が買われ過ぎの領域に入っているので、
短期の鋭い下落に注意、食料品しかりです。」と解説した通り、
水産は下落率1位、食料品が5位を記録しました。

商いは買い材料の不在が重なり
4年5ヶ月ぶりの低水準で
東証1部の売買代金は概算で1兆4713億円、
売買高は9億164万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1293、
値下がりは734、変わらずは114でした。

日経の日足は上下ひげを持つ陽線を形成しました。
先週末の日足から実体が上離れするギャップを形成、
高値では押されましたが、一旦テクニカル的な下落は抜け出す形になりました。

明日も上昇して本日の高値をぬけたら、
5/14から5/24の安値にかけて、切り上げが現れることで
当分75日線に戻る動力は確保できそうです。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】
先週末は内需関連に注目するが過熱感の出ている業種に言及すると同時に
「景気敏感、中国関連銘柄は投資を敬遠するか、
短期で利益を固めていく戦略を徹底してください。」と解説しました。

首脳会談の結果が明確になり、
メモリアルデー後の米国相場も方向性が見えてくるところですが、
本日は1兆5,000億円にも満たない低調な商い、
持ち合いは継続します。

基本戦略に変更はありませんが、
一回過熱感が解消された業種には再び資金が集まる、
特に様子見相場で資金の行き場に困っている場合は
さらにその傾向が強いので、
それをヒントに内需関連については戦略を立ててみてください。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
21,182.58 +65.36(0.31%)
ドル・円
109.48 – 109.49 -0.05(-0.04%)
ユーロ・円
122.56 – 122.60 +0.02(0.01%) 
NYダウ(ドル) 
25,585.69 +95.22(0.37%)

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