ホーム » 配信情報トップ » 投資 » 2019年6月11日の日経概況

2019年6月11日の日経概況

2019年6月11日の東京株式市場は3日続伸しました。
終値は前営業日比69円86銭(0.33%)高の2万1204円28銭で終えました。
前日2週間ぶりに2万1000円台回復したことを受け、
短期の利益確定を優先する売りが出た結果、朝方はマイナスになる場面がありましたが、
米国市場の続伸、アジア市場の堅調さが好感され上昇に転じました。
4日連続2兆円を下回る商いの低調さが気になる中、
本日も最後までしっかりお読みください。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【米国市場の動向】
米国市場は続伸しました。
ダウ工業株30種平均は6日続伸して、
前営業日比78ドル74セント(0.3%)高の2万6062ドル68セント、
ナスダック総合株価指数は5日続伸して
前営業日比81.068ポイント(1.0%)高の7823.169で取引を終えました。

ダウ工業株30種平均は5月6日以来1カ月ぶりに
2万6000ドル台を回復しました。
米国市場の回復ぶりが明確になってきました。

メキシコからの全輸入品への課する予定だった追加観世の発動が
見送られると発表されたことで、
投資家心理が改善、幅広い銘柄に買いが入りましたが、
前日までの上昇で過熱感が意識される中、上値は限定的でした。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【日本市場の動向】
日本市場は前営業日まで上昇が続い、21,000円台を回復したことを背景に
利益確定および戻り待ちの売りが先行してスタートしました。
下げ幅は限定的で、アジア市場が堅調な動きになることが確認されると
下げ幅を縮小させながら上昇に転じました。

プラス圏になってからは新たな材料不足で
積極的に上値を追う動きは見られませんでした。
まだ不透明感が残る市場環境において
様子見を決め込んでいる投資家が多いのが現状です。

前日は利益確定に押された証券が再び上昇に転じたほか、
銀行も上昇率3位につけました。
一方、倉庫・運輸関連、陸運などの内需型には売りが出ました。

商いは低調で、4日連続で2兆円を割り込みました。
東証1部の売買代金は概算で1兆6720億円、
売買高は10億237万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1368、
値下がりは676、変わらずは97でした。

日経の日足は上下ヒゲを持つ陽線を形成しました。
前日の実体より大きい陽線ですが、
高値は切り上げ、安値は切り下げたので、迷い感のある
持ち合いになります。

安値は25日線まで進んだら支えられ、
前日の高値まで抜ける力強さを見せましたが、
現在の位置から下にギャップ明けながら反対に抜けると
2日間のローソクが残されるアイランドリバーサルを形成、
下げ継続になってしまう可能性ものこされています。

75日線までの戻りを試すか、下に振れて下げトレンド継続になるか
悩ましいと同時に重要な確認ポイントとして
明日確認していきます。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】
堅調な動きを続けながら空売りのポジションはほとんど利益確定、
買いのポジションはまだ利益確定のポイントを引き上げることになりました。
懸念事項は商いが低調で4日連続で2兆円を下回っていることで、
先の読めないトランプ氏の言動に市場が警戒を緩めないということでしょう。

6月はこの傾向が続くと予想されるので、
上昇しているように見える現在に置いても
基本は短期で利益を固めていく戦略が引き続き有効です。

鉱業が強い動きを継続しましたが、
過熱感のある位置まできたので、急変に警戒、
化学、繊維などの素材系にも同じサインがみられます。

小売は市場の雰囲気につられて一緒に上昇した感がありますが、
まだ底を抜け出したとは言えないので、
大きくポジションを取るような行動は控えるのが得策です。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【各市場の動き】

日経平均(円)
21,204.28 +69.86(0.33%)
ドル・円
108.57 – 108.58 -0.09(-0.08%)
ユーロ・円
122.93 – 122.97 +0.23(0.18%) 
NYダウ(ドル) 
26,062.68 +78.74(0.30%)

ジョン・シュウギョウにより毎日更新される日経概況のバックナンバーは
TBLのホームページでご覧頂けます。

http://www.tbladvisory.com/topics/

お買い物カゴ