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2019/06/12

2019年6月12日の日経概況

2019年6月12日の東京株式市場は4日ぶりに反落しました。
終値は前営業日比74円56銭(0.35%)安の2万1129円72銭で終えました。
米国市場が小幅反落したことを受け、売りが先行してスタートしましたが、
小幅上昇に転じて再びマイナスで引けるなど方向感のない動きに終始しました。
年後半の懸念材料を含めて注目する業種も簡潔にまとめているので、
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】
米国市場は反落しました。
ダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反落して、
前営業日比14ドル17セント(0.1%)安の2万6048ドル51セント、
ナスダック総合株価指数は6営業日ぶり反落して
前営業日比0.603ポイント安の7822.566で取引を終えました。

中国が投資促進策を発表して景気への好影響を期待した
買いが先行してスタートしました。
中国関連銘柄に買いが広がりましたが、
前日まで6営業日続伸し利益確定の売りが出やすかったことで
次第に上げ幅を縮小させました。

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【日本市場の動向】
日本市場は方向感の定まらない動きに終始しました。
米国市場の売りを背景に日本市場も売りが先行してスタート、
機械受注が市場予想を上回ることで、
関連銘柄を始め、中国関連銘柄も変われることでプラスに転じた後は
再び下げるなど、低調な商いの中
方向感を失って上下しました。

小売、食料品、水産・農林業などの内需型に買いが進みましたが、
積極的な買いが見られず、
銀行、保険、証券などの金融関連には売りがでました。

商いは5日連続で2兆円を割り込みました。
2兆円割れとしては2018年8月17日~27日(7営業日連続)以来、
約10カ月ぶりの記録でした。
東証1部の売買代金は概算で1兆9169億円、
売買高は10億5678万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1329、
値上がりは717、変わらずは95銘柄でした。

日経の日足は上髭が長く、終値が始値に戻る
迷いの流れになりました。
前日の高値と安値を切り上げて上昇の勢いがあるように見えましたが、
始値を少し下回って終わり、
積極的な買いが続いてないことを示しました。

ここで下にトレンド転換すると、
下落が加速する形になるので、
上昇を継続するには5/28の高値を早急に超える必要があります。

チェックすべき項目は前日までと変わらず、
75日線までの戻りを試すか、下に振れて下げトレンド継続になるか
明日もう一度確認していきます。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】
前日は「懸念事項は商いが低調で4日連続で2兆円を下回っていることで、
先の読めないトランプ氏の言動に市場が警戒を緩めないということでしょう。」と解説、
2兆円を下回るのを5日に伸ばしました。

米国市場が反落して、新たな材料がないことで
日本市場も反落しましたが、先週から今週にかけては
米国市場が強い動きで反転の兆しが見られています。

貿易摩擦関連の不透明感が解消されない中でも、
期待が高まるFRBの利下げ観測が市場の
基底を支えている様子が伺えます。

一方、米中関係は引き続き不透明感が強く、
利下げと共に円相場を押し上げる要因にもあり続けるので、
円高圧抑は年後半の材料になると予想されます。

今のうちに円高により恩恵を受ける食料品などに
目を付けるのも中・長期的にはよい戦略と言えます。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
21,129.72 -74.56(-0.35%)
ドル・円
108.36 – 108.37 -0.24(-0.22%)
ユーロ・円
122.68 – 122.72 -0.26(-0.21%) 
NYダウ(ドル) 
26,048.51 -14.17(-0.05%))

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