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2019/07/26

2019年7月26日の日経概況

2019年7月26日の東京株式市場は4日ぶりに反落しました。
終値は前営業日比98円40銭(0.45%)安の2万1658円15銭でした。
米国市場は決算結果を受けて続落と反落、日本市場も主に
個別銘柄の物色が市場を先導する流れでした。
反落はしたものの週間では好調な動きで終わった日経は
来週のFOMC以降、強い動きになることが予想されます。
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場は続落と反落になりました。
ダウ工業株30種平均は2営業日ぶりに続落して、
前営業日比128ドル99セント(0.5%)安の2万7140ドル98セント、
ナスダック総合株価指数は反落して
前営業日比82.959ポイント(1.0%)安の8238.541で取引を終えました。

決算発表が市場の変動要因になっています。
墜落事故を起こした737MAX関連で悪材料が続くボーイングが下落、
中国関連で売られた3M市場を押し下げました。

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【日本市場の動向】

日本市場は米国市場同様、決算が主導する相場でした。
オムロンの低調な決算結果をトリガーに
機械、電機機器などが売られ、
下げ幅は150円に達する場面もありました。

引けにかけては残りの決算結果に期待する
押し目買いが入ることで下げ幅を縮小させながら
今週の取引を終えました。

前日の戦略で解説した通り、
半導体関連は利益確定が優先されることで反落、
中国関連で懸念が広がった自動車株にも売りが広がりました。

一方、医薬品、倉庫、水産などの内需型は
予想した通り、上昇したかたのような錯覚を引き起こす
買い戻しが主導して指数を引き上げました。

商いは6営業日続けて2兆円を下回りました。
東証1部の売買代金は概算で1兆7301億円、
売買高は9億2618万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1415、
値上がりは626、変わらずは110でした。

日経の日足は長めの下ヒゲを持つ短陰線を形成しました。
高値と安値を切り下げたので、形でも下落、
実体が下離れした小幅のギャップを形成しました。

前日は「週末の金曜日、
今週の好調な動きを受けて、午前中は利益確定が出て、
午後から再び仕込みが入る動きが予想されます。」と解説しましたが、
午後に入っても再び買いを入れる様子がなかった動きから
下げ幅を縮小させながら終わりました。

5/7と5/8にあけたギャップを埋めることには失敗して、
来週前半に調整、その後再び上昇に戻ることが予想されます。
週前半の好調な動きを受けて週足は陽線を形成しましたが、
高値では52週線、安値では13,26週線に挟まれ、
方向感のわかりづらい流れが作られています。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

前日の解説通り、半導体関連は利益確定に押され、
内需は空売りの買い戻しにより一見上昇するように
錯覚させる動きになりました。
前日説明した通り、今日1日だけの動きに惑わされず、
トレンド転換とともに、来週もその高値を抜けてくると
仕掛けるように考えましょう。

来週は久しぶりに堅調な動きと共に商いが増加すると予測します。
最も注目度の高いイベントは7/30-31のFOMCで
利下げがほぼ確実とされていることから
株式市場への資金流入が期待されています。

一つ注意したいことは、米国市場が利下げを織り込みながら
上昇したことだったので、実際の結果が出た場合
好材料出尽くしで一時的な推しも予想されます。

その場合でも、大きな売りというより、
利下げの実現を好感した買いに振れると思われ、
下げ幅は限定的な範囲に収まるでしょう。

利益確定が出た半導体・精密機器関連は再び狙い目で、
日産の純利益95%源など、悪材料が続く自動車関連は
材料一つで連れ安になりやすい局面なので、投資には慎重になる必要があります。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
  21,658.15 -98.40(-0.45%)

ドル・円
  108.64 – 108.65 +0.59(0.54%)

ユーロ・円
  120.98 – 121.02 +0.75(0.62%)
NY(ドル)
  27,140.98 -128.99(-0.47%)

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