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2019/08/19

2019年8月19日の日経概況

2019年8月19日の東京株式市場は続伸しました。
終値は前営業日比144円35銭(0.71%)高の2万0563円16銭でした。
長短逆転(逆イールド)が一服した米国市場が300ドル以上の上昇、
その他の欧州市場も上昇基調になったことを受け
買いが先行してスタートしましたが、積極的な買いは見られず、
始値を挟んでの動きに終始して、3桁の上昇を確保しながら引けました。
外部要因に注目が集まる今週、
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場は続伸しました。
ダウ工業株30種平均は続伸して、
前営業日比306ドル62セント(1.2%)高の2万5886ドル01セント、
ナスダック総合株価指数は反発して
前営業日比129.377ポイント(1.7%)高の7895.994で取引を終えました。

直近の下げを引き起こした逆イールドが解消されたことで
投資家心理が改善されたことで買いが進みました。
長期金利の下落が一服、上昇したことで
長短逆転は一旦解消されましたが、まだ油断するレベルではありません。

景気の変動に敏感に反応するハイテク銘柄に買いが入った他、
長期金利の低下一服を受けて金融株も買われ、
上昇幅が350ドルに達する場面もありました。

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【日本市場の動向】

日本市場は海外市場の堅調な動きを受けて
買いが先行してスタートしました。
円高基調の一服も加わり、200円に達する上昇を見せた後は、
材料不足で上昇幅を徐々に縮小させる動きに入りました。

午後に入ってアジア市場全般に上昇基調が見られると、
縮小幅は狭く、始値を挟んでの動きに終始した後、
3桁の上昇を確保しながら本日の取引を終えました。

ゴム製品とサービス業を除いた31業種が上昇、
石油・石炭、ガラス、金属製品などの景気敏感銘柄の上昇が目立つ中、
不動産、小売、建設などの内需型もしっかり、
業績への好影響が好感された銀行業にも買いが広がりました。

商いは7月4日以来の低調さを記録して、
4営業日連続で2兆円を下回りました。
東証1部の売買代金は概算で1兆5433億円、
売買高は9億499万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1518、
値下がりは515、変わらずは117でした。

日経の日足は上下ヒゲを持つ短陰線を形成しました。
前日から上放れしてスタート、安値でも前日のヒゲをタッチしてないので、
上向きのギャップをあけました。
これで安値の切り上げが成立しましたが、
高値でボリンジャーバンドの-1σに塞がってしまったのが
気になるところです。

さらに上に目指すためには8/9の高値を超えることで
高値切り上げまで現れることになるので
今週の主要イベントで力になりそうな材料が欲しいところです。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

先週末は「その中でも底値を形成しつつある食料品、小売、不動産などには
注目が集まります。」と解説、
不動産の上昇率が3位、小売が4位になっているので、
読みは大体当たっていると言えますが、

同時に「一方、底のように見える銀行業はまだ底打ち感が出てないので、
短期的な反発に惑わされ、さらなる下落に巻き込まれないように
注意してください。」とも言いました。
案の定、銀行業が戻してきたので短期的な急変には注意してください。

3桁上昇、31業種が上げ、喜んでもいい状況ですが、
市場にそのような雰囲気は全くと言っていいほどありません。
商いが1.5兆円台で、「まだお盆休み?」というほどの
低調さです。

安値の切り上げが確認できたのにも関わらず、
積極的になれないのは、外国人が積極的になれないというのが
大きな要因として考えることができます。

では、外国人はどうして日本市場のポジションを積極的に増やさないのか?
それは今週のテーマとして考えていきたいと思います。
続きはまた明日。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
20,563.16 +144.35(0.71%)
ドル・円 ※
106.38 – 106.39 +0.22(0.20%)
ユーロ・円
118.14 – 118.18 +0.46(0.39%)
ユーロ・ドル
1.1104 – 1.1107 +0.0019(0.17%)
NYダウ工業株30種(ドル)
25,886.01 +306.62(1.19%)
S&P500種
2,888.68 +41.08(1.44%)
ナスダック
7,895.994 +129.377(1.66%)

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