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2019/09/03

2019年9月3日の日経概況

2019年9月3日の東京株式市場は小幅に反発しました。
終値は前営業日比4円97銭(0.02%)高の2万0625円16銭でした。
米国市場が休場で材料が不足する中、
貿易協議関連ではネガティブな見方が浮上、様子見に徹する動きを見せました。
一方、円高傾向の一服で輸出関連の自動車、海運業などの
輸出関連銘柄に物色が集まりました。
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場はレーバーデーの祝日で休場でした
 
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【日本市場の動向】

日本市場は2日の米国市場が休場で、
指針になるような材料のない中、
前日に引き続き様子見に徹底する動きでした。

米中貿易問題で中国が米国をWTOに提訴するなど
不透明さが強く残っていることから
先物に売りが進みましたが、押し目を拾う動きが支え、
下げ幅を縮小、かろうじて4円高で取引を終えました。

円高の一服を受けて海運業、自動車、鉄鋼などの輸出関連銘柄に
買いが進んだ他、パルプ・紙、金属製品などの素材系の一角も上昇しました。
一方、建設、不動産、倉庫などの内需が売られました。

商いは2014年4月21日以来、
5年4カ月ぶりの低調を記録した前日から増えたものの
ほぼ同水準の低さで、
東証1部の売買代金は概算で1兆3878億円、
売買高は8億4123万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1485、
値下がりは561、変わらずは104でした。

日経の日足は上髭の方が長い短陽線を形成しました。
高値と安値は切り下げたので、形では下落、
ギャップを開けて上昇してから、調整が続いている様子を見せました。

このまま20,500円まで戻るとギャップを埋めることになり、
勢いが弱くなりますが、8/29-30のギャップが強く、
トレンドが生きているなら、転換も早くなることから、
明日か木曜以降に一回反転する動きは見られるタイミングです。

反転しても下向きの25日線にすぐぶつかる位置なので、
上への反転だからといってすぐポジションを増やすような
ことはしない方がよいとアドバイスをしてくれるような流れです。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

日経平均を関連数字だけで見ると相当な割安圏にきていると言えます。
日経平均のPBR(純資産倍率)は1.03、
1倍割れも視野に入るので、解散価値を割り込むのも時間の問題でしょう。

さらに細かくみて気になることは、東証1部は1.11倍、
東証2部が0.87倍と、2部がより安く評価されています。
じゃ、2部を買い占めましょう、という話になるかというと
これも一筋縄には行きません。

発行済み株式ベースで計算した時価総額は東証1部が576兆円、
東証2部が69挑円と、8.3倍以上の差があります。
東証1部が膨大化され、東証2部が弱体化、
1部が少し打撃を受けるだけで市場全体がダメになるという構図になっています。

これが明日にでも解決できる問題ではないので、
本日の米国市場の動きを反映して方向感が出るまでは
今の動きを我慢強く見守る必要があるでしょう。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
20,625.16 +4.97(0.02%)
ドル・円
106.23 – 106.24 -0.02(-0.01%)
ユーロ・円
116.26 – 116.31 -0.41(-0.35%)
ユーロ・ドル
1.0945 – 1.0948 -0.0036(-0.32%)
NYダウ工業株30種(ドル)
26,403.28 +41.03(0.15%)
S&P500種
2,926.46 +1.88(0.06%)
ナスダック
7,962.882 -10.512(-0.13%)

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