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2019/09/10

2019年9月10日の日経概況

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2019年9月10日の東京株式市場は6営業日続伸しました。
終値は前営業日比73円68銭(0.35%)高の2万1392円10銭でした。
6日続伸は2018年12月が最後で9ヶ月ぶりの連勝記録です。
米国市場は米中貿易関連でダウが上昇しましたが、
ナスダックが2日続落、まちまちな動きになり、
日経も100円以上の上昇幅を記録した後は
上値を縮小させながら取引を終えました。
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場は4営業日続伸と続落、まちまちな動きが続きました。
ダウ工業株30種平均は4営業日続伸して、
前営業日比38ドル05セント(0.1%)高の2万6835ドル51セント、
ナスダック総合株価指数は続落して
前営業日比15.637ポイント(0.2%)安の8087.437で取引を終えました。

ファーウェイへの規制緩和と引き換えに、
中国が米国の農産物の輸入増を提案したと報じられるなど、
ポジティブな材料が続いたことで上昇を継続しましたが、
4営業日続伸とあって、利益確定を急ぐ動きもあり、
上昇幅を伸ばしていくことはできませんでした。

貿易摩擦の進展を好感して中国関連銘柄に買いが進み、
長期金利が上昇したことを材料に
ゴールドマン・サックスなどの金融株が大きく買われまたい。

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【日本市場の動向】

日本市場は米中貿易摩擦関連のポジティブ材料で
上昇した米国市場の流れを引き継ぎ
買いが先行してスタートしました。

リスク回避心理が和らいでくると円も売られ、
107円台まで円安が進んだことも
上昇幅を100円以上に伸ばす要因となりました。

買いが一巡すると、直近の急ピッチな上昇で
利益が膨らみ、確定に向かう動きが出たので、
上昇幅は限定的でした。

米国市場の金融銘柄が上昇したことを好感して
銀行、証券、保険などの金融銘柄に買いが進み、
鉄鋼、海運業などの輸出・景気敏感銘柄に買いが進みました。

商いは2兆円を回復して
東証1部の売買代金は概算で2兆2702億円、
売買高は14億1720万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1357、
値下がりは729、変わらずは65銘柄でした。

日経の日足は長い上下ひげを持つ短陽線を形成しました。
一目均衡表上の上雲、先行スパン1も抜け出して雲抜け、
遅行線も本日で26日前の株価を超えて三尺好転が成立しました。

絶好調ですが、上髭が長いので、迷いが生じ始めるタイミング
利益を取る動きが始まると、調整が早く進みます。
その時のポイントは200日線と先行スパン1が支えになってくれるかです。

オシレーター系指標ではすでに過熱のサインが出ていますが、
強いトレンドの中ではトレンド系指標に
重点を置いていきます。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

前日は「8月の乱高下が永遠に続きそうだ」という
話があったとのことを言いましたが、
市場にはすでに短期間で買われすぎ、という懸念も出ています。

6営業日で約770円上昇したので、そう思っても
おかしくないタイミングではありますが、
前回の持ち合いのブロックの中に入ってきたので、
後少し伸びると調整に入る動きにはなってくるでしょう。

永遠に上がる相場も、永遠に下がる相場も存在しませんので、
調整に入る際は来るべきもんが来たと、
落ち着いて対処してください。

戦略メルマガではスプラッシュに入った銘柄が2つ、
利益が発生している銘柄がまた2つあるので、
まずは利益確定の戦略に集中しましょう。

これからの狙い目は「9月、中間決算」と「権利確定」を考慮して
配当利回りが高く、業績がしっかりしている業種です。
オリックス<8591>の現在の動きがそれをよく物語っています。
去年9月の動きと比較すると大きなヒントが得られるので、
ぜひチャートを開いて確認してみてください。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
21,392.10 +73.68(0.35%)
ドル・円
107.31 – 107.32 +0.35(0.32%)
ユーロ・円
118.53 – 118.57 +0.54(0.45%)
ユーロ・ドル
1.1045 – 1.1048 +0.0014(0.12%)
NYダウ工業株30種(ドル)
26,835.51 +38.05(0.14%)
S&P500種
2,978.43 -0.28(0.00%)
ナスダック
8,087.437 -15.637(-0.19%)

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