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2019/09/18

2019年9月18日の日経概況

2019年9月18日の東京株式市場は11営業日ぶりに反落しました。
終値は前営業日比40円61銭(0.18%)安の2万1960円71銭でした。
サウジアラビアのエネルギー相が生産の回復見通しを「月内」と
述べたことで米国市場が上昇しましたが、方向感に欠ける動きで、
日本市場も様子見ムードに徹しました。
FOMCの結果によっては上か下、振れる方向が変わりますが、
いずれにせよ底は固いと見られる現在、投資戦略を含めて
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場は小幅に反発しました。
ダウ工業株30種平均は小幅に反発して、
前営業日比33ドル98セント(0.1%)高の2万7110ドル80セント、
ナスダック総合株価指数も反発して
前営業日比32.473ポイント(0.4%)高の8186.016で取引を終えました。

サウジへの攻撃に対し、サウジアラビアのエネルギー相が
「月内に攻撃前の水準を回復する」と述べたと伝わったことが
市場へ安堵感を与えました。

コスト高が予想されると下落していた日用品関連銘柄が買われましたが、
FOMCの結果を見極めたいとの様子見ムードで
上昇幅は限定的な反映で推移しました。

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【日本市場の動向】

日本市場は大きな材料はなく、10日間にわたる上昇で
積み上がっていた利益を確定する動きが優先されました。
米国市場同様、FOMCの結果を見極める姿勢が優勢で
明確な方向感はないまま、前日の終値を挟んでの動きでした。

様子見ムードを反映して値幅は85円に止まり、
6業種以外はすべての業種が下げる展開になりました。
下げ幅が大きいわけではなく、
売りか、買い、どちらかに片寄せるのはひかえる
投資家の心理が見えます。

商いは安定的に2兆円を確保する動きが続いています。
東証1部の売買代金は概算で2兆2374億円、
売買高は12億2105万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1466、
値上がりは602、変わらずは82銘柄でした。

日経の日足は上下ヒゲを持つ短陰線を形成しました。
高値は切り下げ、安値は切り上げたので、
形上では持ち合いの解釈になります。

前日は「終値で22,000円をキープして取引を終えましたが、
この節目が抵抗になるか、
再び上昇する飛躍台になるのかが注目ポイントです。」と解説、
抵抗になる可能性が高くなってきました。

しかし、まだ下に振れた訳ではないので、
調整入りと判断するのはまだ早いでしょう。
明日から調整に入ると判断できるのは
本日の安値だけではなく、17の安値まで下に抜けてくることで
判定できるようになります。

その際は上向きのギャップを開けた9/12の安値を割って
ギャップを埋めにかかるか、
割る前に切り返すかによってトレンドの強さを判断します。
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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

サウジアラビアの生産回復のニュースが伝わったことで
米国市場は小幅の上昇、日本市場は小幅の反落、
どちらも喜ぶか悲しむようなものではなく
様子見に入っていると考えるべきでしょう。

FOMCでは0.25%の利下げが確実視されていますが、
大事なのは今後の見通しを示唆する議長の発言と
日銀の会合結果です。

テクニカル的にも上にも下にも振れる際どいところにとどまっているので、
結果によって振れる方向は異なります。
ただし、その後の動きは場合によって違ってきます。
上昇の促進剤として働いた場合は、年末に向けて上昇トレンド継続になり、
下に振れてもその後、大きなネガティブ材料がない場合は
すぐ止まって上に向かって転換してくることが予想されます。

いずれにせよ、大型が買われていた直近の動きから考えると、
次の局面では中・小型に資金がシフトまたは新たに参入してくる順番です。
出遅れている小型、マザーズ市場に物色の目を向けてもいいのではないでしょうか。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
21,960.71 -40.61(-0.18%)
ドル・円
108.19 – 108.20 +0.07(0.06%)
ユーロ・円
119.57 – 119.61 +0.46(0.38%)
ユーロ・ドル
1.1055 – 1.1058 +0.0039(0.35%)
NYダウ工業株30種(ドル)
27,110.80 +33.98(0.12%)
S&P500種
3,005.70 +7.74(0.25%)
ナスダック
8,186.016 +32.473(0.39%)

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