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2019/09/30

2019年9月30日の日経概況

2019年9月30日の東京株式市場は反落しました。
終値は前営業日比123円06銭(0.56%)安の2万1755円84銭でした。
米政権が中国への証券投資の制限を検討していると報じられたことで下落した
米国市場の流れを引きつぎ、売りが先行して85円安スタート、
午後は200円を超える下げ幅まで見せましたが、
引けの直前に急激に戻して終わりました。
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場は続落しました。
ダウ工業株30種平均は続落して、
前営業日比70ドル87セント(0.3%)安の2万6820ドル25セント、
ナスダック総合株価指数も続落して
前営業日比91.034ポイント(1.1%)安の7939.627で取引を終えました。

ナスダック総合株価指数は
9月3日以来の安値を記録しました。

米中関係で悪材料が出たことを背景に売りが出ましたが、
下げ幅も限定的な範囲で推移しました。
米政権が中国への証券投資の制限を検討していると報じられたことが
嫌気され、中国関連銘柄に売りが広がりました。

半導体大手のマイクロンが4半期決算で
市場から弱いとの評価を受けて11%下落、
ハイテク関連全般が売られました。

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【日本市場の動向】

日本市場は米中関係で悪材料が出て下落した米国市場の流れを引き継ぎ、
売りが先行してスタートしました。
米預託証券(ADR)が上場されているアリババに
投資しているソフトバンクグループが大きく下げたことが
市場を圧迫しました。

下げ幅は200円を超える場面がありましたが、
これ以上売られるような材料は見当たらず、
下値は限定的な範囲で推移しました。

一時期強い動きをみせた石油・石炭製品に売りが波及、
空運業、電気・ガス業も大きく売られました。
そもそもサービス業以外は32業種が下げる
全面安ではありますが、下げ幅は大きくない不思議な流れでした。

取引が活発に行われるのには変化がなく
東証1部の売買代金は概算で2兆3371億円、
売買高は12億6255万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1624、
値上がりは465、変わらずは61でした。

日経の日足は先週末同様、
前日の終値から下放れしてスタート、下げてから
終値で下げ幅を縮小させながら引けました。

ボリンジャーバンドの+1σにまたがって
支えられることも期待されましたが、
本日はさらに下に離れてしまいました。

先週末は「来週に入って、本日の安値を割り込んだら
短期間の調整入りになりますが、9/11の終値まで進んで
ギャップを埋めに行くのかが確認ポイントになります。」と解説、
実際に安値を割り込んだので調整入り、
9/11の終値付近で下げ止まるかを確認しにいきます。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

85円安でスタート、14:40まで200円以上下げ、
引けにかけて急速に下げ幅の縮小、
先週の金曜日にも見られた現象です。

先週末は今週の予想として下値の固い持ち合い、
波乱含みの動きと予想すると同時に
「例え来週前半は調整が続くとしても、
新興市場は節目としてみられ、再び買いが入る余地が残っています。
また、海外にくらべて日本株がまだ割安圏にあるというのも
一つの支援材料になる見込みです。」とも解説しました。

実際に調整が続く形で始まりましたが、
新興市場の調整が大きい流れが続きましたが、
中・小型の動きは大型よりしっかりしている傾向がみられるので、
本格的な下げと見るに無理があるでしょ。

しかし、まだ下げ止まったというサインは出てないので、
節目を拾いたい気持ちが強くても
明日までは調整続き・下げ止まり・トレンド転換に
つながるかを見極めたいところです。

不透明な市場環境の中でも、
線略メルマガで取り上げた銘柄にはストップ高も出てきたので
少しは心の余裕を持って取り組みましょう。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
21,755.84 -123.06(-0.56%)
ドル・円
107.80 – 107.81 -0.04(-0.03%)
ユーロ・円
118.00 – 118.04 +0.27(0.22%)
ユーロ・ドル
1.0946 – 1.0949 +0.0029(0.26%)
NYダウ工業株30種(ドル)
26,820.25 -70.87(-0.26%)
S&P500種
2,961.79 -15.83(-0.53%)
ナスダック
7,939.627 -91.034(-1.13%)

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