TOPICS

2019/10/01

2019年10月01日の日経概況

2019年10月01日の東京株式市場は反発しました。
終値は前営業日比129円40銭(0.59%)高の2万1885円24銭でした。
中国企業の上場廃止を検討していると報じられたことが否定された
米国市場は上昇、日本市場にもポジティブな動きが広がりました。
日銀短観は予想より悪化してないことが好感され、
設備投資計画が堅調であることから設備関連の銘柄に買いが集まり
上昇幅を広げましたが、週末の主要イベントを前に
積極的な買いは見られませんでした。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【米国市場の動向】

米国市場は反発しました。
ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発して、
前営業日比96ドル58セント(0.4%)高の2万6916ドル83セント、
ナスダック総合株価指数も反発して
前営業日比59.711ポイント(0.8%)高の7999.338で取引を終えました。

前日出たネガティブニュースが否定され、
投資家心理が改善したのが上昇の原因です。
米国市場に上場している中国企業の上場廃止を
米政権が検討しているとの報道に対して
貿易交渉を担当する高官から不正確だと否定することで
投資家心理は買いに走りました。

前日はアップルなど大きく売られた中国関連銘柄が
一斉に反発しました。
上げ幅は178ドルに達する場面もありましたが、
明確な材料はなく、上値を縮小させながら引けました。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【日本市場の動向】

日本市場は米国市場を上昇させた要因が引き継がれ、
3営業日だけで反発しました。
中国企業の上場廃止を検討するとの報道が否定され
不透明感が後退したことが好感されました。

注目指標の一つ、日銀短観が朝方発表されましたが、
市場に影響を与えるほどのネガティブではなく、
変動幅は限定的でした。

半導体関連を始め、電気機器、金属製品、ゴム製品など
景気敏感銘柄に買いが集まり、
不動産、小売、建設などの内需型には売りがでました。

様子見ムードがあることから商いは低調、
9月9日以来、3週間ぶりに2兆円を下回りました。
東証1部の売買代金は概算で1兆9974億円、
売買高は11億6564万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1709、
値下がりは389、変わらずは53銘柄でした。

日経の日足は前日の終値から上放れスタート、
そのまま上昇する陽線でギャップを形成しました。
短いですが調整入り3日目にしてトレンドが転換しました。

これで調整の短いトレンドが終わったとは確定できず、
本日の高値を超えて投資家心理がさらに改善することで、
トレンド転換が確定します。

高値では一目均衡表上の転換線が意識され減速、
明日上昇する場合も、22,000円には戻り待ちの売りも
待っているのでここを突破するのに相当な力が必要です。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

本日発表された短観は、企業の設備投資計画は堅調、
消費増税後の景気に関しては懸念を抱くという結果になりました。
それを反映して設備投資関連、機械セクターが活気付き、
キーエンスやSMCなどのFA(Factory Automation)関連にも
買いが集まりました。

本日の話題はどこに行っても消費増税、
小売業への売りが膨らむのでは、との見方もありましたが、
下落率6位と思ったほど悪くもないことが相場を支えました。

日本のお家芸といえる素材、半導体関連、機械セクターが
元気づいてくると市場全体が活性化すると予想することもできるので、
今後の展開をみながら、これらのセクターのみならず、
主力銘柄への注目も必要になりそうです。

P.S
増税前の爆買い、すごかったようですね。
みなさまはいかがでしたか?
「そんなのは気にしないし、のらない!」と固く決めていましたが、
増税10分前に会社の備品を注文してしまう自分がいました。(汗)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【各市場の動き】
日経平均(円)
21,885.24 +129.40(0.59%)
ドル・円
108.38 – 108.39 +0.53(0.49%)
ユーロ・円
118.08 – 118.12 +0.16(0.13%)
ユーロ・ドル
1.0895 – 1.0898 -0.0039(-0.35%)
NYダウ工業株30種(ドル)
26,916.83 +96.58(0.36%)
S&P500種
2,976.74 +14.95(0.50%)
ナスダック
7,999.338 +59.711(0.75%)

ジョン・シュウギョウにより毎日更新される日経概況のバックナンバーは
TBLのホームページでご覧頂けます。

http://www.tbladvisory.com/topics/