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2019/10/07

2019年10月07日の日経概況

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2019年10月07日の東京株式市場は小幅に反落しました。
終値は前営業日比34円95銭(0.16%)安の2万1375円25銭でした。
市場予想を上回りましたが、先月の統計値が上方修正された
雇用統計の結果を受けて大きく上昇した米国市場の動きを引き継ぎ、
日本市場は買いが先行しました。
買いが進んだ後は様子見の心理が強くなり、
方向感に欠ける展開になり、小幅のマイナスで引けました。
週後半に波乱要因が待っていることで
中・小型中心の物色が続くことが予想されます。
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場は大幅に続伸しました。
ダウ工業株30種平均は大幅に続伸して、
前営業日比372ドル68セント(1.4%)高の2万6573ドル72セント、
ナスダック総合株価指数も大幅に続伸して
前営業日比110.209ポイント(1.4%)高の7982.474で取引を終えました。

雇用統計の結果が市場予想に届きませんでしたが、
先月の統計が上方修正され、
今月の値も懸念するほど悪い結果ではないとの認識から
市場には買いが広がりました。

雇用統計は13万6000人増と市場予想の14万5000人増には
届きませでしたが、失業率が50年ぶりの低水準で
利下げに動き可能性が後退したとの解釈で買いが優勢でした。

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【日本市場の動向】

日本市場は大きく上昇した米国市場の動きを引き継ぎ、
買いが先行してスタートしましたが、
次第に方向感を失っていきました。

米中協議で中国が消極的な姿勢を見せるとこの
報道が市場の心理を悪化させ、小幅の動きを続けながら
次第に売りが優勢になりました。

米中の動向や香港で広がる地政学リスクなど
不透明要因が多い中、
中国の連休が明けてからの結果を見極めたいとの
様子見の姿勢も方向感に欠ける要因になり、
積極的な取引は見られませんでした。

決算発表が近づいてきた小売業が上昇、
倉庫、陸運業などの内需セクターに買いが進行、
情報・通信業、サービス業もしっかり。
一方、ゴム製品、金属、その他製品、パルプなどの
素材系には売りが広がりました。

商いは9月3日以来の低調さで2兆円を割り込みました。
東証1部の売買代金は概算で1兆5251億、
売買高は9億2137万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数1015は、
値上がり銘柄数も1015、変わらずは122銘柄銘柄でした。

日経の日足は上下ヒゲを持つ短陰線を形成しました。
終値で下落はしましたが、高値と安値は先週末の
日足を切り上げ、上昇の形を形成しました。
先週からギャプダウンして75日線を踏むところまできた後は
支えられ、本日で反転する形になりあました。
ここでギャップアップして10/2と10/3の間にあいたギャップを
埋めようとするとアイランドリバーサルを形成して
しばらく上昇を強めます。

その前には21,500円の節目と25日移動平均線が待っているので、
抵抗になりやすい、上に抜けるほどの材料が欲しいタイミングでもあります。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

中国の休場にプラスして、米中の貿易協議に備えて
売買を控える様子が鮮明に見えた日でした。
1ヶ月ぶりの低調さの中、
資金が集まったのは中型・小型で
大型が下落する一方、両方とも上昇を記録しました。

米中の貿易協議結果によっては
輸出関連、中国関連に大きな動きが出る可能性があるので、
小売を中心とした内需関連の
中・小型銘柄が物色される動きが続くと見られます。

明日も様子見で方向感のない動きは続くと見られるので、
中・小型銘柄の中で値動きの良いものを
物色するのが今週は有効に働くでしょう。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
21,375.25 -34.95(-0.16%)
ドル・円
106.84 – 106.85 +0.08(0.07%)
ユーロ・円
117.15 – 117.19 +0.02(0.01%)
ユーロ・ドル
1.0964 – 1.0967 -0.0007(-0.06%)
NYダウ工業株30種(ドル)
26,573.72 +372.68(1.42%)
S&P500種
2,952.01 +41.38(1.42%)
ナスダック
7,982.474 +110.209(1.39%)

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