ホーム » 配信情報トップ » 投資 » 2019年11月20日の日経概況

2019年11月20日の日経概況

2019年11月20日の東京株式市場は2日続落しました。
終値は前営業日比144円08銭(0.62%)安の2万3148円57銭でした。
米中貿易合意関連で大きな材料の出なかった米高市場は
強弱が交差する流れでしたが、
米議会上院が「香港人権・民主主義法案」を19日に可決したことによる
米中対立モード懸念を受けた日本市場は3桁下落を記録しました。
先行き不透明さが残る中、高値圏での攻防が続く相場、
材料難が予想される来週ですが、底値は固く推移することが予想されます。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【米国市場の動向】

米国市場は反落と続伸、まちまちな動きになりました。
ダウ工業株30種平均は反落して、
前営業日比102ドル20セント(0.4%)安の2万7934ドル02セント、
ナスダック総合株価指数は3営業日続伸して
前営業日比20.720ポイント(0.2%)高の8570.658で取引を終えました。

大きな材料になるようなことはなく、
連日の最高値更新から来る利益確定の売りをこなす相場でした。
米中貿易摩擦の課題についてはネガティブな材料はありませんが、

好材料、悪材料が繰り返し流れながら、
中々進展がみられないのが
市場から嫌気された側面があります。
一方、半導体関連のアドバンスト・マイクロが
躍進したナスダックは再び最高値を更新しました。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【日本市場の動向】

日本市場は米中関係が悪化する恐れのあるニュースで
投資家心理が悪化しました。
米議会上院が「香港人権・民主主義法案」を19日に
全会一致で可決、
それに対して中国側が20日に非難して、
米中関係悪化が懸念されました。

売りが一巡した後は、押し目を拾う買いも出てくることで
安値圏を挟んで、膠着する動きが続きました。
田辺三菱製薬、大日本製薬など医薬品関連が大きく続伸、
一方、東京エレクトロン、アドバンテストなどの
精密、半導体関連には利益確定の売りが続きました。

商いは2兆円を回復しました。
東証1部の売買代金は概算で2兆1575億円、
売買高は13億5372万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1388、
値上がりは680、変わらずは86銘柄でした。

日経の日足は長い上下ヒゲ付きの短陰線を形成、
直近の持ち合いの下辺になる11/14の安値に近づきました。
「11/14に形成した安値を割り込むか、

そこで止まるかが確認のポイントになります。」と解説した通り、
11/14の安値が意識され、一回止まりましたが、
まだ安心はできません。ここで止まったということだけで
上に向かってトレンド転換したというのは確認できていないからです。

そのレベルを割り込むと今度は23,000円で、
上向きで株価を追い上げている25日線も同様の位置あるので、
ここで支えられるかが気になるポイントです。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

“氷が薄くなる地点に到達したようだな”
外国人の投資仲間が漏らしたコメントで、
まさにその通りだと感じる動きでした。

米国は史上最高値を連日で更新する中で、
ダウは小幅の反落で失速、
そっと触るだけでも、割れるか、爆けるような場所に到達しています。
ナスダックも一緒で、
直近では上昇を強めてきた日経が前日と今日に渡って
3桁の下落で調整入りになりました。

ただ、ギャップ埋めの前、25日線に並んだ23,000円など
支えられるところもいくつもあるので、
すぐに崩れるのは考えにくいのではないでしょうか。

その中でもマザーズは+0.48%で引けて、
今週の投資戦略は有効に効いていると言えるでしょう。
気になる部分は米中関係悪化材料に対して、
今夜の米国市場がどのように反応するか、
急落の場合は日本株にも少なからずの影響を及ぼします。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【各市場の動き】
日経平均(円)
23,148.57 -144.08(-0.62%)
ドル・円
108.50 – 108.51 -0.16(-0.14%)
ユーロ・円
120.13 – 120.17 -0.14(-0.11%)
ユーロ・ドル
1.1070 – 1.1073 +0.0002(0.01%)
NYダウ工業株30種(ドル)
27,934.02 -102.20(-0.36%)
S&P500種
3,120.18 -1.85(-0.05%)
ナスダック
8,570.658 +20.720(0.24%)

ジョン・シュウギョウにより毎日更新される日経概況のバックナンバーは
TBLのホームページでご覧頂けます。

http://www.tbladvisory.com/topics/

お買い物カゴ