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2019/11/26

2019年11月26日の日経概況

2019年11月26日の東京株式市場は3営業日続伸しました。
終値は前営業日比80円51銭(0.35%)高の2万3373円32銭でした。
米中関係の改善が期待できる雰囲気が続き、
米国市場は3指数揃っての高値更新、
日本市場もその流れを継ぎましたが、後半失速して来ました。
米国市場、日本市場ともに高値圏での警戒感が強まる位置まできました。
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場は続伸しました。
ダウ工業株30種平均は続伸して、
前営業日比190ドル85セント(0.7%)高の2万8066ドル47セント、
ナスダック総合株価指数も続伸して
前営業日比112.604ポイント(1.3%)高の8632.489で取引を終えました。

ダウ工業株30種平均は5営業日ぶり、
ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに過去最高値を更新し、
S&P500種株価指数も過去最高値を更新して3指数揃っての躍進になりました。

週末に中国政府が知的財産権侵害に対する罰則を強化すると発表したこと、
中国政府系新聞、米国側から米中関係の改善を示唆する
内容が報じられたことが投資家心理を改善させました。

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【日本市場の動向】

日本市場は米国市場が3指数揃って
最高値を更新したことを受けて、
買いが先行してスタートしました。

米中関係で「合意は近い」など
前向きな発言が出たことに加えて、
前日のSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)が
大きく上昇したことで半導体関連銘柄が大きく上昇したことが
市場を押し上げました。

買い一巡後には高値警戒感から
上げ幅を縮小させながら本日の取引を終えました。
電気、精密機器が最も上昇、
一方、食料品、建設、小売業などの内需系が売られました。

米MSCI指数の構成銘柄入れ替えに伴い、
大引け直前に商いが膨らんだことで商いは3兆円超えを記録しました。
東証1部の売買代金は概算で3兆1584億円、
売買高は16億2299万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は852、
値下がりは1199、変わらずは104でした。

日経の日足は長い上髭をもつ陰線を形成しました。
高値では23,600円を超え、ボリンジャーバンドの+2σに近くと
抵抗にあって戻しながら終えました。

高値では11/8の高値も超えてくるなど
大きく上にいきそうな雰囲気を出しましたが、
前日の十字架に続き、本日は上髭つきの陰線、

ここから反対にぬけると早いスピードで
調整に入る可能性が高くなりました。
調整に入る場合でも23,100円付近に

25日線、一目均衡表の基準線、転換線などが密集しているので
テクニカル的に支えられるかが確認ポイントです。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

前日の歴史的な持ち合いから一転、
本日は強い動きでスタートしましたが、
後半になって始値を割り込み、陰線でひけました。

自力の材料はなく、米国市場主導の相場になっているので
高値圏にある米国市場の動きを横目で見ながら
顔色を伺う様子が伝わってきますが、
マザーズがさらに活気つくことはポジティブに捉えるべきでしょう。

先週から続けている「マザーズ注目」の投資戦略は
まだ変更する必要はありませんが、
本日900という節目を突破したことで
達成感による売りが一時的に出るタイミングになってきたので
利益確定の注文はしっかりしれておきましょう。

さらに気になるところはドル・円の動向です。
円安が順調に進んでいますが、
直近の2ヶ月間は109.28-109.49の間が上値を抑える壁になっているので、
そろそろ円安も壁にぶつかる可能性が高い位置まで来ています。

逆にここを上にぬけると株価の動きはより一層軽くなりますが、
それだけの支援材料が現れてくれるかがポイントです。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
23,373.32      +80.51(0.35%)
ドル・円
108.93 – 108.94    +0.10(0.09%)
ユーロ・円
120.02 – 120.06    -0.01(0.00%)
ユーロ・ドル
1.1017 – 1.1020    -0.0012(-0.10%)
NYダウ工業株30種(ドル)
28,066.47      +190.85(0.68%)
S&P500種
3,133.64       +23.35(0.75%)
ナスダック
8,632.489      +112.604(1.32%)

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