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2020年3月4日の日経概況

2020年3月4日の東京株式市場は小幅に反発しました。
終値は前営業日比17円33銭(0.08%)高の2万1100円06銭でした。
上昇したというよりは、迷いが強く方向感の定まらない展開でした。
FRBが緊急利下げは発表、米国市場はプラス幅を広げましたが、
取引時間中にマイナスに転じて785ドル安値で終えました。
米国市場の変動性の高い動きを受け、日本市場は売りが先行してスタートしましたが、
引けにかけて力強さを発揮、小幅のプラスで取引を終えました。
本日も最後までしっかりお読み下さい。
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【米国市場の動向】

米国市場は反落しました。
ダウ工業株30種平均は大幅に反落して、
前営業日比785ドル91セント(2.9%)安の2万5917ドル41セント、
ナスダック総合株価指数も反落して
前営業日比268.075ポイント(3.0%)安の8684.090で取引を終えました。

世界の株式市場を驚かせる動きでした。
午前中はFRBが政策金利を0.50%引き下げると緊急発表、
発表直後は381ドル高に進む場面もありました。

買いの強さは見られず、後半に入るとコロナウイルスによる
景気への影響が引き続き懸念され
日中変動幅1,378ドルを記録しながら荒れた動きをみせました。
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【日本市場の動向】

日本市場は米国市場がFRBの緊急利下げのあと、
上昇してから大きく下落する動きを受け、
同様に上下激しく動きました。

米大統領選関連で民主党の候補者争いを中道派の
ジョー・バイデン前副大統領が有利だと伝わったことが
上昇幅160円まで誘導しましたが、
明確な国内の材料が見当たらず、
利益確定の売りが上げ幅を縮小させて終わりました。

不動産業、情報・通信業などの内需関連銘柄にが買いが集中、
建設、卸売もしっかりでした。
海運、自動車など輸出・景気敏感業種に加えて、
保険、銀行などの金融業界は売りに押されました。

日経の日足は上ヒゲを持つ陽線を形成、
高値と安値は前日から切り下げ、
形では下落になりました。

スタートは3/2の始値付近で、市場には危機感が漂いましたが、
後半の巻き返して小幅でありながらもプラスを確保したのは
心理的な安定感を与えました。

底打ちという明確なサインまではいきませんが、
3/2の安値を底と認識する動きは広がり、
下値の支えラインになりつつあります。
短い期間で2番底を作っていますが、ここから反発するかを確認していきます。

商いは7営業日ぶりに3兆円を下回り、
東証1部の売買代金は概算で2兆5244億円、
売買高は15億767万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は802、
値下がりは1265、変わらずは95銘柄でした。
指数は上昇しましたが、全体の6割近くが下げました。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

方向感の定まらない動きだと評価しましたが、
実は米国市場の動きから考えると、
強さが出てきたと言えるレベルです。

追加利下げという好材料をもらいながらも
300ドル以上の上げ幅をすべて返上、むしろ大幅な下落で
引けたので、日本市場も当然のごとく、下離れしてからのスタート、
取引時間中には21,000円も割り込みましたが、
21,100円を確保して終わりました。

このようにまとめてみると、日本市場が強く耐えたといえます。
その意味で、微弱な上昇幅ではありますが、
価値のある上昇だったといえるでしょう。

金曜日が週末で上げづらいということを考えると、
木曜日の明日もプラスで終えておくのができるかが
今後の行方を読む上で重要となります。

リバウンドが見られる場合は、強く押されて、
個人投資家が戻った時に資金を向けやすい
マザーズ銘柄に注目したいところです。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
21,100.06 +17.33(0.08%)
ドル・円
107.41 – 107.42 -0.62(-0.57%)
ユーロ・円
119.84 – 119.88 -0.29(-0.24%)
ユーロ・ドル
1.1157 – 1.1160 +0.0037(0.33%)
NYダウ工業株30種(ドル)
25,917.41 -785.91(-2.94%)
S&P500種
3,003.37 -86.86(-2.81%)
ナスダック
8,684.090 -268.075(-2.99%)

ジョン・シュウギョウにより毎日更新される日経概況のバックナンバーは
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