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2020/02/04

2020年2月4日の日経概況

2020年2月4日の東京株式市場は反発しました。
終値は前営業日比233円24銭(1.01%)安の2万2971円94銭でした。
米国市場が反発、中国市場が安定した動きに転換したことを受け、
3桁の上昇となり反発の兆しを見せました。
前日の大きな下落からくる自律反発の動きも入っているので、
積極的に買いを入れる場面には至っていませんので、注意が必要です。

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【米国市場の動向】

米国市場は反発しました。
ダウ工業株30種平均は反発して、
前営業日比143ドル78セント(0.5%)高の2万8399ドル81セント、
ナスダック総合株価指数も反発して
前営業日比122.466ポイント(1.3%)高の9273.402で取引を終えました。

ISMが3日発表した1月の製造業景況感指数は50.9を記録、
50を半年ぶりに上回り、景気の力強さが注目されました。
先週末の大幅な下落から来る自律反発の買いも入り
上昇幅は374ドルに達する場面もありました。

午後にかけては新型肺炎の拡大懸念が
根強く残っていることで、上値を追う買いにはつながらず
上昇はばを縮小させながら引けました。

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【日本市場の動向】

日本市場は売りが先行してスタートしましたが、
前日の大きなさげから来る自律反発が入り、
下げ幅を縮小する方向に向かいました。

中国市場が安定する動きを見せると上昇に転じた後、
23円07銭(0.10%)高の2万2995円01銭で
前場の取引を終えました。

午後に入って100円以上の上昇幅まで進みましたが、
先物の買い先行が一服すると動きは停滞し、
上値を押し上げる買いにはつなりませんでした。

ファナックなど中国関連と分類される銘柄は売りが続き
精密機器、前日大きく売られた証券、水産の3業種が下落、
その他30業種が上昇しました。

東証1部の売買代金は概算で2兆3504億円、
売買高は12億7663万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1703、
値下がりは386、変わらずは70銘柄だでした。

日経の日足は上下ひげを持つ陽線を形成しながら
トレンド転換が成立しました。
前日の高値と安値を両方切り上げたので、
形でも上昇になり、下げの勢いにブレーキがかかりました。

ここから戻りを試す時に節目となる抵抗は
23,170円付近、75日線、基準線、転換線が密集している
23,320円付近です。
その後、25日線が先行スパン1と重なっているので、
短期の戻しでもここまでくると強い抵抗となることが予想されます。

まだ強い上昇になったわけではないので、
短期の戻しの後、下落する動きが出る可能性が高いので、
注意が必要です。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

3桁以上の上昇をみると、
市場に関わっている投資家のテンションは変わります。
100円であっても暴落中の3桁上昇は安心感をもたらしますが、
気をつけることはこれが本物の下げ止まりなのかを
見極めないと、下落中の買い誘いという
悪魔のささやきに飲まれるということです。

じゃ、あなたの判断は?
暴落続きの中で、売り方(ショート取引)が
一部利益確定をした上昇分が含まれており、
まだ下げ止まりのサインとは思えません。
これが私の判断です。

新型肺炎の拡大に歯止めがかかったというニュースはなく、
買い戻しで資金を増やした売り方がさらに大きな規模で
売りを浴びせる準備をしていることも想定されます。

少なくとも本日の高値を明日の終値で上回ることが
確認できるまでは買いは控えるのがよいでしょう。
「バーゲンのチャンス」を見逃しても大丈夫でしょう。

引き続き中国関連、景気敏感業種には警戒を、
空売りポジションの一部は本日で利益確定になったと思うので、
残ったポジションの利益確定注文も忘れずに!

現在の状況を受けて「1日丸ごと空売りセミナー2020年版」の
開催リクエストメールが殺到していますので、
数日中に開催詳細をご案内します。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
23,084.59 +112.65(0.49%)
ユーロ・円
120.35 – 120.36 +0.06(0.04%)
ユーロ・ドル
1.1059 – 1.1062 -0.0015(-0.13%)
NYダウ工業株30種(ドル)
28,399.81 +143.78(0.50%)
S&P500種
3,248.92 +23.40(0.72%)
ナスダック
9,273.402 +122.466(1.33%)

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