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2020/03/18

2020年3月18日の日経概況

2020年3月18日の東京株式市場は反落しました。
終値は前営業日比284円98銭(1.68%)安の1万6726円55銭でした。
2016年11月9日以来、3年4カ月ぶりに
終値で17,000円を割り込みました。
1兆ドルにおよぶ景気刺激策を背景に1,000ドル以上あげた
米国市場の流れを引き継ぎ、買いが先行してスタートしましたが、
引け際に米国指数先物の急落を受けて、3桁の下落で終わりました。
本日も最後までしっかりお読み下さい。
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【米国市場の動向】

米国市場は大幅に反発しました。
ダウ工業株30種平均は大幅に反発して、
前営業日比1048ドル86セント(5.2%)高の2万1237ドル38セント、
ナスダック総合株価指数も大幅に反発して
前営業日比430.190ポイント(6.2%)高の7334.782で取引を終えました。

新型コロナの影響に対する支援策が
矢継ぎ早に打たれたことが好感され、
連日で1,000ドル以上の変動幅を見せました。

国民への現金給付など経済対策の規模が1兆ドルに及び、
FRBはコマーシャルペーパー(CP)を買い入れる緊急措置を発動するなど
積極的な姿勢を見せる政権の動きが市場を支えました。

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【日本市場の動向】

日本市場は前日の米国市場が1,000ドルを超える
上昇になったことを受け、買いが先行してスタート、
上げ幅を300円以上に増やす場面がありました。

米国政府による景気刺激策が評価されることで
底を抜け出すかと思われましたが、
時間外取引で米株価指数先物が大幅安、
「サーキットブレーカー」が再び発動されたことが
市場を反転させました。

ウィーカンパニーへの支援策を見直すと報道され
一時10%を超える下げをみせたソフトバンク、
ファーストリテイリングが6.58%安など
主力銘柄が強く売られたことで市場全体が揺らぎました。

日経の日足は前日の日足に似ていながらも
実体がより大きい陽線を形成しました。
高値は切り下げ、安値は切り上げ、
前日の変動幅に包まれる持ち合いになったことが
市場の迷いを物語っています。

回復の兆しが一つ見えるのは前日の安値を切り上げたことで、
明日は本日の高値を切り上げ、
3/17の安値が大底になることが確認のポイントです。

ここから戻しを試す場合は、
早速17,000円、18,000円が抵抗になるので、
一気に戻すことを期待するのは少し無理があるでしょう。

東証1部の売買代金は概算で4兆1106億円、
売買高は27億1881万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1298、
値上がりは835銘柄、変わらずは33銘柄でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

日本市場は米国市場との乖離が
鮮明になってきました。
1,000ドルを超える上昇を見せた米国市場の動きから
3桁の下落で終わるとは予想しなかったことでしょう。

また、前日は3,000ドル近い下げで、
誰もが大きな下落を予想しましたが、
小幅でありながらプラスで引ける逆行ぶりもみせました。

劇的な動きは引け間際で発生しており、
ニューヨークダウ先物の下落を受けて
300円安まで進む場面があったほどです。

下げに歯止めがかかりつつあるのは間違いなさそうですが、
波乱含みの動きは継続するのが予想されます。
なおさら、3月末、年度末決算相場に入っています。

機関投資家は保有株を貸しに回したがらない、
むしろ回収に動きがちなので
逆日歩が発生しやすい+発生した場合は高額になる可能性があります。
空売りのポジションはそろそろ片付けることを考えてもよいでしょう。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
16,726.55 -284.98(-1.68%)
ドル・円
106.99 – 107.00 +0.13(0.12%)
ユーロ・円
117.85 – 117.89 -1.16(-0.97%)
ユーロ・ドル
1.1011 – 1.1014 -0.0126(-1.13%)
NYダウ工業株30種(ドル
21,237.38 +1,048.86(5.19%)
S&P500種
2,529.19 +143.06(5.99%)
ナスダック
7,334.782 +430.190(6.23%)

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