TOPICS

2020/05/11

2020年5月11日の日経概況

2020年5月11日の東京株式市場は3営業日続伸しました。
終値は前営業日比211円57銭(1.05%)高の2万0390円66銭でした。
週末の米国市場が対中関係の改善と経済活動の再開を受けて上昇、
日本市場はその流れを引き継ぎ買いが先行してスタートしました。
日本国内でも緊急事態宣言の会場への期待が加わり、
上げ幅は350円を超えるところまで進みましたが、
節目の2万500円からは利益確定の売りに押されました。
本日も最後までしっかりお読み下さい。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【米国市場の動向】

米国市場は続伸しました。
ダウ工業株30種平均は続伸して、
前営業日比455ドル43セント(1.9%)高の2万4331ドル32セント、
ナスダック総合株価指数は5営業日続伸して
前営業日比141.66ポイント(1.6%)高の9121.32で取引を終えました。

貿易交渉の進展が見られたことで
投資家心理が改善したことを背景に
買いが先行してスタート、当日の高値付近で終わりました。

カリフォルニア州など、
多くの州での経済活動再開が始まったことも
上昇幅を広げる要因となりました。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【日本市場の動向】

日本市場は週末に大きく上昇した
米国市場の流れを引き継ぎ、
買いが先行してスタートしました。

米国で経済活動再開が拡大することに加え、
国内でも感染フェースが鈍化、
緊急事態宣言の解除が期待された結果、
上げ幅は350円に達する場面がありました。

節目の20,500円を上回るとこでは
達成感による利益確定の売りに押されましたが、
終値で20,000円台はしっかりキープしながら取引を終えました。

空運、海運、鉄鋼など景気敏感セクターが買われ、
陸運業もしっかり、自動車をはじめとする輸出関連、
非鉄金属、金属製品、ゴム製品などの素材系も
買いで盛り上がりました。

日経の日足は上下ヒゲを持つ短陽線を形成しました。
前日の終値から上離れしてスタート、
そのまま上昇する上向けのギャップを形成、
3日連続の上昇となりました。

3空は売れ、という格言がありますが、
明日もう一度空をあけると、
75日移動平均線付近まで接近すると言う観点からも、
1回は利益確定の売りに押される可能性もあります。

先週末は「安値は切り上げているので、
来週明け本日の高値を上に抜けてくると
本格的な上昇トレンド入りになるでしょう。」と解説、
上昇トレンド入りになるのは見えてきましたが、
75日移動平均線付近での抵抗は予想されるので、
落ち着いて眺めておいてください。

東証1部の売買代金は概算で2兆2098億円、
売買高は13億1355万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1728、
値下がりは398銘柄、変わらずは45銘柄銘柄でした。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

先週末は「決算の結果がしっかりしているものを
選ぶと言うのは当たり前のことですが、
業績が下ぶれすると言うのはある程度織り込み済みなので、
あえて悪材料で尽くしになる銘柄に注目するのも
バーゲンのチャンスになる可能性はあります。」と解説、
本日の空運業はまさにこの典型的な例です。

まだ解除されてないし、業績が回復することも
みえないのではないでしょうか。
なぜ買いが入るのでしょうか、という質問もありますが、
株式相場は「期待」で動く相場であり、先行指標です。

「業績が回復したから買おう」ではなく、
「緊急事態宣言が解除されたら買われるだろう」という心理で
買われていくので、おかしいことではありません。
「冬に麦わら帽子を買え」はその意味です。

もちろん、一方的に上がり続けることもないので、
ニュースがでることで揺れ動くのは
当たり前に現れると心に決めて、
バーゲンの銘柄をさらに探してみるのもよいでしょう。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【各市場の動き】
日経平均(円)
20,390.66    +211.57(1.05%)
ドル・円
107.30 – 107.31 +0.93(0.87%)
ユーロ・円
116.11 – 116.13 +0.98(0.85%)
ユーロ・ドル
1.0820 – 1.0822 -0.0003(-0.02%)
NYダウ工業株30種(ドル)
24,331.32    +455.43(1.90%)
S&P500種
2,929.80    +48.61(1.68%)
ナスダック
9,121.321    +141.659(1.57%)

ジョン・シュウギョウにより毎日更新される日経概況のバックナンバーは
TBLのホームページでご覧頂けます。

http://www.tbladvisory.com/topics/