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2020/08/03

2020年8月3日の日経概況

2020年8月3日の東京株式市場は7営業日ぶりに反発しました。
終値は前営業日比485円38銭(2.24%)高の2万2195円38銭でした。
先週末の米国市場が反発と続伸で上昇、
日本市場は6日続落で1,200円近くを下げてきたことから、
反発狙いの買いも入ってきました。
上昇幅は500円を超える場面もありましたが、
決算発表が続く中、一方的に買っていく行動にまではつながりませんでした。
本日も最後までしっかりお読み下さい。

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【米国市場の動向】

米国市場は反発と続伸で、上昇になりました。
ダウ工業株30種平均は反発して、
前営業日比114ドル67セント(0.4%)高の2万6428ドル32セント、
ナスダック総合株価指数は3営業日続伸して
前営業日比157.46ポイント(1.5%)高の1万0745.27で取引を終えました。

市場を動かしたのはアップル、
テレワーク、スマホなど巣ごもり需要で
2020年4~6月期決算が好調な結果になったと発表、
10%高で1銘柄でダウ平均を250円以上押し上げました。

アップル以外にも、
コロナの影響を受けにくいとされるハイテク銘柄に
買いが集中した結果、
アマゾン、フェイスブックなども買われました。

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【日本市場の動向】

日本市場は米国市場が週末に上昇したことに加えて、
先週末まで6日続落で、押し目を拾う
買いも出て大きく買いが先行してスタートしました。

上昇幅は500円を超える場面もありましたが、
決算発表が続く中、まだ様子見ムードが強く
ポジションを傾けるには
投資家心理がまだ弱気なところから、
先週末の高値を上回る水準まで至りませんでした。

空運業以外の32業種が下落、
JALの業績悪化発表が拍車をかけました。
一方、強く売られていた海運業が自律反発、
水産、サービス、不動産などの内需系にも注目が集まりました。

日経の日足は陽線を形成しました。
高値は切り下げ、安値は切り上げて、
持ち合いの形になったので、
強い上昇とは解釈されない流れです。

この勢いが続くためには、先週末の高値を超えて
25日移動平均線を早期に突破する必要があります。
25日移動平均線にぶつかって下げてしまうと

抵抗に変わり、下げトレンドが早まる可能性が
あると言う事は先週末にすでに指摘しました。
下げトレンドが止まり、押し目買いのチャンスだと
安心する場面では無いので気をつけてください。

東証1部の売買代金は2兆3748億円、
売買高は13億2265万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1736、
値下がりは398、変わらずは38でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

先週末は「円高傾向まで重なっている現状では
明確なトレンド転換が見られるまで買いは控え、
保持している空売り銘柄の利益最大化と
新たな空売りの物色に専念しましょう。」と解説、
早くも一部の空売り銘柄には利益確定が入りました。

ただし、テクニカル分析でも述べた通り、
「強く戻して上昇トレンドに戻った」と言う
動きにはなってないので油断して
いきなり大きく買っていく事は控えるべきでしょう。

先週末までの7月相場から、8月相場入り。
残念ながら7月相場は、
持ち合いを上離れするかのように見せて
失敗に終わり持ち合いの中に戻ってくる、
そして下げが加速する動きで締めくくられました。

例え明日も今日の高値を超えて
上昇トレンドに戻るといっても、
すべての銘柄が均等に買われていく
上昇相場にすぐには戻らないでしょう。

押し目買いを狙うとするとまず資金が向かうと考えられる、
コロナに耐性を持つ巣ごもり銘柄、
DX関連の銘柄に注目するのが良い線略です。
円高関連で押された輸出関連の銘柄は、
確かに押し目を拾うタイミングのように見えますが、
もうちょっと先のタイミングと考えていいです。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
22,195.38 +485.38(2.24%)
ドル・円
105.71 – 105.73 +1.27(1.21%)
ユーロ・円
124.28 – 124.29 +0.26(0.20%)
ユーロ・ドル
1.1754 – 1.1757 -0.0121(-1.01%)
NYダウ工業株30種(ドル)
26,428.32 +114.67(0.43%)
S&P500種
3,271.12 +24.90(0.76%)
ナスダック
10,745.275 +157.462(1.48%)

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