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2020/09/17

2020年9月17日の日経概況

2020年9月17日の東京株式市場は反落しました。
終値は前営業日比156円16銭(0.67%)安の2万3319円37銭でした。
米国市場はFOMCの結果を受けて、ダウが上昇する反面、
ハイテク関連から資金がシフトした結果、ナスダックが下落しました。
日本市場は円高進行で輸出関連銘柄に2日続けて厳しい影響が見られながらも
高値圏で様子見という流れは変わっていません。
本日も最後までしっかりお読み下さい。

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【米国市場の動向】

米国市場は続伸しました。
ダウ工業株30種平均は小幅に4営業日続伸して、
前営業日比36ドル78セント(0.1%)高の2万8032ドル38セント、
ナスダック総合株価指数3営業日ぶりに反落して
前営業日比139.86ポイント(1.2%)安の1万1050.47で取引を終えました。

注目されていたFOMCの結果は
・現状の金融緩和を維持
・2023年末まで利上げを見送る方針
が大きな骨子で、景気回復を支援する内容になりました。

景気敏感銘柄を中心に買われた結果ダウ指数は上昇しましたが、
その分、ハイテク関連から資金がシフトした結果、
ナスダックは幅のある下落となりました。

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【日本市場の動向】

日本市場は米国市場の影響とそこから誘発される
円高の影響を受けて、
3桁の下落となりました。

FOMCの結果は米国景気の刺激にはなりますが、
追加の金融緩和がみられなかったことが
投資家の失望を呼び、下げ要因となりました。

また、「2023年末まで利上げを見送る方針」は
為替市場での円高傾向に拍車を掛け、
104円台まで円高が進み、輸出関連銘柄に厳しい動きが見られました。

下げ幅が200円を超える場面もありましたが、
底値は固く大きく売られる材料も見当たらず、
下げ幅を縮小させながら取引を終えました。

日経の日足は上下ヒゲを持つ短陰線を形成しました。
前日の高値と安値を切り下げて、
実体も離れているので明確な下げの形です。

安値が近づいたところに25日移動平均線、
一目均衡表の転換線が重なっており、
強力な支えのポイントになります。

前日は「上に抜けてくると力強く
24,000円を目指す動きになる可能性もあるので、
乗り遅れないように常に注目していきましょう。」と解説、
その流れは崩れてないので、
支えのポイントで切り返すかを確認していきます。

東証1部の売買代金は概算で2兆35億円、
売買高は11億894万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は931銘柄だ、
値上がりは1116、変わらずは127銘柄でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

火曜日9月15日の解説では
「FOMCの結果とそれに伴う
ドル・円の動きが明日以降の動きを左右しそうです。」
「FOMCの結果が円高進行の誘発剤になり
不気味に狭い範囲に煮詰まってきた
ドル・円の動きは円高に振れた際の
破壊力が強いことが予想される」
「輸出関連など円高で敬遠されるような
業種への新たな仕組みは遠慮するのがよいでしょう。」
3段階のシナリオを描きましたが、

この2日間の動きはまさしくその通りでした。
懸念していた通り、ドル・円レートは下に抜き、
強烈な円高が進行、自動車を始め、
輸出関連株への売りが目立ち続けました。

日銀の金融政策決定会合は想定の範囲で、
市場への影響は限定的であったことから、
現在の推され気味は円高の進行がどこで一服するかによって解消されるでしょう。

ただし、一時的な過熱感解消に過ぎない可能性が高いので、
1日のみ反発したといい、輸出関連銘柄への買いを
いきなり増やすような行動は取らない方が得策です。

前日解説した通信関連業種は底打ちからの短い反発が
一回終わりそうな流れになったので、
調整に入った際に、今回の安値を割り込まないかを確認したいところです。
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【各市場の動き】
日経平均(円)
23,319.37 -156.16(-0.67%)
ドル・円
104.73 – 104.74 -0.51(-0.48%)
ユーロ・円
123.54 – 123.55 -1.28(-1.02%)
ユーロ・ドル
1.1794 – 1.1796 -0.0066(-0.55%)
NYダウ工業株30種(ドル)
28,032.38 +36.78(0.13%)
S&P500種
3,385.49 -15.71(-0.46%)
ナスダック
11,050.469 -139.855(-1.24%)

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