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2020/09/24

2020年9月24日の日経概況

2020年9月24日の東京株式市場は続落しました。
終値は前営業日比258円67銭(1.11%)安の2万3087円82銭でした。
欧州での感染拡大、米国市場ではハイテク関連銘柄が推されることで
世界的な株安が進展、日本市場も下げ圧力から逃れることができませんでした。
安値でも23,000円を割り込まなかった動きは評価されましたが、
明日以降も守っていけるのか、注目が集まります。
本日も最後までしっかりお読み下さい。

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【米国市場の動向】

米国市場は反落しました。
ダウ工業株30種平均は反落して、
前営業日比525ドル05セント(1.9%)安の2万6763ドル13セント、
ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反発して
前営業日比330.65ポイント(3.0%)安の1万0632.99で取引を終えました。

前日はハイテク株が市場を支えましたが、
割高感が解消されてないと判断した
投資家から売りが続き、
ナスダックの下げ幅は3%に達しました。

前日に引き続き、欧州での第2波の広がりを受け
景気回復への懸念が広がったことも
景気敏感銘柄への売りを呼び込みました。

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【日本市場の動向】

日本市場は世界的なリスクオフの流れを受け、
幅のある下落で投資家心理の悪化を示しました。

前日の米国市場がハイテク・景気敏感銘柄を
中心に下落したことを受け
日本市場にも幅広い業種で売りが広がりました。

アジア市場が総じて下落したことも売りに拍車をかけ
下げ幅は300円を超える場面もありましたが、
押し目買いが入ることで縮小しながら終わりました。

精密機器以外、32業種すべてが下落、
特に鉄鋼、非鉄金属などの素材系・景気敏感セクターへの
売りが強く出ました。

日経の日足は上下ヒゲを持つ陰線を形成しました。
支えになると考えられている25日移動平均線を
割り込みました。

これで下落の目処とされる75日線までの
戻りを試す動きに入りました。
ただし、前回の安値を形成した9月9日の安値は
一目均衡表の基準線に支えられて、そこから反発しています。

本日の終値はちょうどその基準線にかかっているので、
ここで支えられて反発する可能性もあります。
確かにわかることはまだ下げ止まったと言うサインがないので、
判断を早まり買いを入れるタイミングではないと言うことです。

東証1部の売買代金は概算で2兆2909億円、
売買高は12億4782万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1685、
値上がりは419、変わらずは72銘柄でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

23,000円を守られるか、
後場に入ってアジア市場全体の軟調ぶりが伝わると、
節目となる数字が注目されました。

安値では300円を超える下げ幅を記録したものの
23,000円を割り込むことは一回もなく
下げ幅も多少は縮小させながら終わることができました。

世界市場でリスクオフが進んでいる状況から考えると、
「あれ?」と言えるほどの強さを
日本市場が見せています。

懸念事項は、日本市場だけがこの強さを続けられないということです。
米国では追加経済対策の成立が見通せない、
欧州の感染再拡大など
世界の景気に逆風をもたらす材料が山積している中、
一人で強くい続けることは難しいという意味です。

買いの材料が見つからない中、
デジタル庁創設やデジタル経済の深化など、
デジタル関連には今後も注目、
テクニカル的に戻りを試しているが上値抵抗線に近づいている
銘柄も散見されるので、
空売り銘柄の選定もまだ旨味が残っています。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
23,087.82 -258.67(-1.11%)
ドル・円
105.31 – 105.32 +0.34(0.32%)
ユーロ・円
122.77 – 122.78 +0.02(0.01%)
ユーロ・ドル
1.1657 – 1.1659 -0.0037(-0.31%)
NYダウ工業株30種(ドル)
26,763.13 -525.05(-1.92%)
S&P500種
3,236.92 -78.65(-2.37%)
ナスダック
10,632.985 -330.652(-3.01%)

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