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2020/10/21

2020年10月21日の日経概況

2020年10月21日の東京株式市場は反発しました。
終値は前営業日比72円42銭(0.31%)高の2万3639円46銭でした。
48時間と期限を設けていた追加の経済対策に対する期待で
米国市場が上昇、日本市場もその流れを引き継ぎました。
様子見ムードを強いる材料はまだまだ残っており、
8営業日連続で2兆円を割り込む持ち合いの相場、
本日も最後までしっかりお読み下さい。

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【米国市場の動向】

米国市場は反発しました。
ダウ工業株30種平均は反発して、
前営業日比113ドル37セント(0.4%)高の2万8308ドル79セント、
ナスダック総合株価指数は5営業日続落して
前営業日37.61ポイント(0.3%)高の1万1516.49で取引を終えました。

48時間と期限を設けていた
追加の経済対策の協議に対して
期待が集まり、買いが進みました。

景気回復への期待から景気敏感株、
金利上昇に伴う収益改善への期待から銀行株などに
買いが進みましたが

政局に対する不透明感は
払拭されておらず上昇幅は限られました。

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【日本市場の動向】

日本市場は米国の与野党が進める
追加経済対策の協議に進展がみられたとの
見方から上昇スタートとなりました。

景気敏感株が上昇した米国市場同様に、
日本市場にも景気変動の影響を受けやすいセクターが物色され、
上昇幅を伸ばす場面もありました。

2週間先と迫ってきた米国の大統領選挙、
及び決算発表の本格化に備えての
様子見から積極的な売買は控えられました。

日経の日足は長い上髭をもつ短陽線を形成しました。
前日同様、実体はほとんどなく、上髭だけが残っていますが、
安値と高値は前日より切り上げ、
上昇の流れをつくりました。

下げが継続する場合は25日移動平均線まで
進んでの反発を予想していましたが、
早速反発の様子を見せようとしています。

ただしここから本格的に反発しようとすると
10月19日に作った高値を超えて
+2σも超えてくる必要があります。

ここ2週間の動きとしては
持ち合いの範囲の中なので、
やはり買いか売り、どちらかにポジションを一方的に
もっていくのは難しい状況であることに変わりはありません。

商いは8営業日連続で2兆円を割り込み、
2019年8月以降の記録が継続しました。
東証1部の売買代金は概算で9億4331万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1553、
値下がりは552、変わらずは75銘柄でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

拮抗する動きが続いています。
動きがほとんどなく歯がゆい状態が続いていますが、
ここ1年で現在の位置を確認すると、

24,000円直前まで進んでおり、
高値圏での持ち合いの中だということがわかります。
それだけに高値警戒感と同時に、
米国の大統領選挙後の上昇可能性に対して
持たざるリスクが意識された
買いが支えて、拮抗している状態だと考えられます。

明日はさらに動きづらい要因が待っています。
米国で22日に大統領候補者の討論会が予定されており、
23日に市場に反映されるので、

米国市場もその結果を見極めたいとの様子見ムード、
日本市場も23日までは消耗戦的な取引が続くことでしょう。

永遠に上がる株がないように、
永遠に動きが停滞する市場もありません。
大きく動き出すタイミングは遠くないので、
今は決算の結果を見極めながら物色に時間を費やす方が

よいのではないでしょうか。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
23,639.46 +72.42(0.31%)
ドル・円
104.91 – 104.93 -0.63(-0.59%)
ユーロ・円
124.30 – 124.31 +0.01(0.00%)
ユーロ・ドル
1.1846 – 1.1848 +0.0070(0.59%)
NYダウ工業株30種(ドル)
28,308.79 +113.37(0.40%)
S&P500種
3,443.12 +16.20(0.47%)
ナスダック
11,516.494 +37.611(0.32%)

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