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2020/11/10

2020年11月10日の日経概況

2020年11月10日の東京株式市場は6営業日続伸しました。
終値は前営業日比65円75銭(0.26%)高の2万4905円59銭でした。
コロナウィルスのワクチン開発に進展が見られたことを背景に、
欧米市場が大幅に上昇日本市場もその流れを引き継ぎ、
大きく買いが先行してスタートしました。
上昇幅を400円以上まで伸ばした後は、利益を確定する動きに押されて
マイナスに沈む場面も見せるなど、変動性の高い1日でした。
本日も最後までしっかりお読み下さい。

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【米国市場の動向】

米国市場は大幅に上昇しました。
ダウ工業株30種平均は大幅に反発して、
前営業日比834ドル57セント(2.9%)高の2万9157ドル97セント、
ナスダック総合株価指数は大幅に反落して
前営業日181.447ポイント(1.5%)安の1万1713.783で取引を終えました。

すでに国内にも広がったニュースの通り、
製薬大手のファイザーがコロナワクチンの臨床試験で
9割以上の感染防止効果がみとめられたとの
結果を発表したことが好感されました。

1,610ドル高に進む場面もありましたが
コロナ相場を牽引してきたハイテク・IT関連銘柄に
売りが広がったことで
上昇幅は縮小されました。

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【日本市場の動向】

日本市場はコロナワクチンの開発に
進展がみられたことで、買いが先行してスタート、
欧米市場が大幅上昇になったこともあり
買いが広がりました。

米国市場同様、景気敏感銘柄に買いが集まり
29年ぶりに25,000円台に載せましたが、
節目を突破したことで達成感による
利益確定が出ました。

コロナショックにより押されていた
陸運、空運など旅行関連の業種が変われ、
保険、銀行、証券などの金融関連にも買いが集まりました。
一方、情報・通信、電気機器などは
利益確定に押されました。

日経の日足は長めの上ひげを持つ陰線を形成しました。
ボリンジャーバンドの3σを飛び出している
流れに変わりはありませんが、

2万5000円と言うわかりやすい
節目にまたがって終わり、
反対に抜けるといったん利益確定の
調整が入ることを示唆しています。

調整が入るとしても短い期間で終わって
再び切り返すことが予想されますので、
短期的な空売り狙いには気をつけてください。

商いは5月以来の高い水準で
東証1部の売買代金は概算で4兆746億円、
売買高は20億6535万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1337、
値下がりは788銘柄、変わらずは54銘柄でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

そろそろ1つの転換点になるのか、
そのようなサインを出してきた1日でした。

欧米の株高を背景に買いが先行してスタート、
400円を超える上昇幅を演出した後は、
その上昇幅を全て返上、
一時期マイナスに沈む場面までありました。

1日の動きとしては非常に激しいもの、
順調に上げてきた相場が
一回区切りをつけようとすることが見えます。

また多くの方が指摘するように
今回の上昇は不思議なところが多い、
本当に実需を伴って買われているのかと言うと、

空売りの買い戻しによる踏み上げ相場という
見方が正確ではないでしょうか。
それによる上昇が一服する、
そこから進む調整は少し深いかもしれませんが、
ワクチン開発のニュースとともに
切り返してくる時は新たな上昇の波になる可能性も高いでしょう。

以前から解説している通り、
景気敏感銘柄に対する注目度は高まっていますので
今後も見逃さないようにしましょう。
一回の調整が終わってからも尚更です。

ただし、マザーズ市場は変動性が非常に高まっているので、
動きについていく自信がなければ、
遠慮しておくのが精神衛生上でもいいでしょう。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
24,905.59 +65.75(0.26%)
ドル・円
105.02 – 105.03 +1.52(1.46%)
ユーロ・円
124.30 – 124.31 +1.27(1.03%)
ユーロ・ドル
1.1834 – 1.1836 -0.0053(-0.44%)
NYダウ工業株30種(ドル)
29,157.97 +834.57(2.94%)
S&P500種
3,550.50 +41.06(1.16%)
ナスダック
11,713.783 -181.447(-1.52%)

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