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2020/11/11

2020年11月11日の日経概況

2020年11月11日の東京株式市場は7営業日続伸しました。
終値は前営業日比444円01銭(1.78%)高の2万5349円60銭でした。
終値で25,000円を最後に記録したのは1991年6月、
29年ぶりの高値を記録する歴史的な日になりました。
コロナウィルスのワクチン開発にさらに進展が見られたことで
米国市場が続伸、日本市場もその流れを引き継ぎました。
商いも連日の3兆円超えで、市場は盛り上がっています。
本日も最後までしっかりお読み下さい。

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【米国市場の動向】

米国市場は続伸と続落となりました。
ダウ工業株30種平均は続伸して、
前営業日比262ドル95セント(0.9%)高の2万9420ドル92セント、
ナスダック総合株価指数は続落して
前営業日159.927ポイント(1.4%)安の1万1553.856で取引を終えました。

ファイザーのコロナワクチンに続いて
イーライ・リリーのコロナウイルス抗体薬が
FDAにより緊急使用許可承認を受けたことを背景に
幅のある続伸となりました。

一方、巣ごもり消費や在宅勤務関連で
買いが続いてきたIT、ハイテク関連には
利益確定の売りが続きました。

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【日本市場の動向】

日本市場はコロナワクチンの開発期待で
ダウが続伸した米国市場の流れを引き継ぎ、
買いが先行してスタートしました。

コロナワクチンの期待が一気に膨らむ中
潤沢な資金はもつ外国人投資家が
日本市場に目を向けることも
上げ幅を引き上げる要因となりました。

空運業は1日のみで利益確定に押され、情報・通信行も
厳しい動きになりましたが、
33業種中30業種が上昇、

収益改善が期待された銀行業、保険業が上昇率上位を占め、
不動産、鉱業もしっかり、ガラス、自動車など
景気敏感銘柄にも買いが続きました。

日経の日足は短い上ひげを持つ陰線を形成しました。
ボリンジャーバンドの3σを飛び出した動きから
本日は中に戻りましたが、

+2σを超えていることには
変わりはなくスプラッシュが継続しています。

前日の形だけ見ると1回調整に入る形でしたが、
本日はそれをさらに超えてまだ勢いが強いことを表しています。
買われすぎと言われてもおかしくない位置ですが、
今週入って解説した通り、
買われるときはどんなこともポジティブに捉えられます。
明確な反転のサインが出るまでは
利益を伸ばし、空売りはまだ考えない方が良いでしょう。

商いは本日も3兆円を超える活況で、
東証1部の売買代金は概算で3兆4841億円、
売買高は16億8320万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1614、
値下がりは493、変わらずは69銘柄でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

非常に強い、と言う感想しか述べられない相場です。
前日は「そろそろ1つの転換点になるのか、
そのようなサインを出してきた1日でした。」と
解説をスタート、

押し目に入るサインが出たことや、
押し目が形成された後の買い線略について
一生懸命説明しました。

その解説が虚しくなるほどの強さで
ギャップ開けてスタート、そのまま陽線で引けるという
稀にみる強さです。

そう、いつも授業などでも解説している通り、
もういいだろう、と先回って売ることは賢明ではない。
頭を渡すという割り切りで上げ続ける時は
強気でいるのが大事です。

もう一つ調整に入りそうな材料を探すなら、
今週で決算発表のピークを迎え
主要な企業の結果は大体揃うと言うことです。
ここまでは失望させるような結果にはなってないので、
週末に向かうとともに利益確定が出やすいタイミングですので
明日の午後から金曜日にかけてはは注意が必要です。

それでも強気が続くなら、歴史に残る
相場になっていくでしょう。
25,000円突破という時点ですでに歴史を刻んではいますが。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
25,349.60    +444.01(1.78%)
ドル・円
105.42 – 105.43 +0.38(0.36%)
ユーロ・円
124.18 – 124.23 +0.06(0.04%)
ユーロ・ドル
1.1780 – 1.1782 -0.0036(-0.30%)
NYダウ工業株30種(ドル)
29,420.92   +262.95(0.90%)
S&P500種
3,545.53   -4.97(-0.13%)
ナスダック
11,553.856   -159.927(-1.36%)

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